ダーティペア独裁者の遺産 (ハヤカワ文庫 JA タ 1-8)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306557

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  • WWWAの新米トラコン、1年目のユリとケイ。
    新米ながら優秀な2人は、ダーティペアという有難くない通り名を合わせ持っていた。
    今回、2人が派遣された惑星アムニール。
    かつて独裁者による恐怖政治が布かれていたが、今は革命が成功して非情皇帝は処刑され革命政府が立ちあがっていた。
    しかし独裁政府残党による反抗が執拗に続けられており、2人の仕事はその残党を排除することだった・・・。

    あとがきを読んで初めて知ったんですが、この作品はインターネットで公開されたコンテンツだったようです。
    アドレスを辿ってみましたが、もうリンク切れになってしまっていました。残念。
    あとがきによると、「ダーティペアの大脱走」で2人を冷凍睡眠で“封印”した後にMSNでダーティペア物を、という要望に、外伝という形で執筆したようです。なので、先に読んだ「ダーティペアの大復活」「ダーティペアの大征服」「ダーティペアの大帝国」よりも前に執筆した作品でした。

    そして、この外伝でクァール族の“ムギ”の誕生が語られています。
    どういう経緯で、あの絶対生物クァールが2人のペットになったのか、がキッチリと描かれています。
    ファンなら必見の作品ですよ。

  • あの、ユリとケイが帰ってきた!?今回ふたりが派遣されたのは、惑星アムニール。かつて独裁者による恐怖政治が布かれていたが、革命によって崩壊。非情皇帝と呼ばれた独裁者は処刑され、現在は新政府が樹立されている。ふたりの任務は、圧政の崩壊後も執拗に抵抗を続ける独裁政府の残党“皇帝の息子たち”を排除することにあった。クァール族、ムギ誕生の秘密に迫る、オリジナル・ダーティペア、ルーキー時代のエピソード。

  • 外伝という事で、ケイとユリが新人でムギと出会う話。新人の頃から、ダーティペアっぷりは健在で面白かったです(苦笑)

  •  久しぶりに読むオリジナル・ダーティペア。何とも嬉しかった。大脱走で、あのシリーズが封印されてしまったのは非常に寂しいのである。新しい「」のほうは、あたしゃダーティペアとは断じて認めん!であるから。
     で、外伝という形で復活したユリとケイは、年齢こそ若くなっているものの、破壊力は変わらず実に楽しませてくれた。内容も、今までのシリーズで何度も語られた「そのうち教えてあげる」というヤツだ。面白くないわけがない。
     というわけで、ぜひまた書いたほしいと心から思う次第である。

  • うん。今さらなのはわかってるさ。
    でも。知らなかったんだ;;

    外伝ってことで、ムギがいるワケの話。
    理屈はいらなよね~。
    相変わらずの破天荒と破壊と元気な二人が大好き

  • いわゆるエピソード1

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