親切がいっぱい (ハヤカワ文庫 JA カ 3-31)

著者 : 神林長平

• 早川書房 (2003年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

泥棒やヤクザにも免許が必要な、すべての職業が国の許可制になっているもうひとつの世界。頼りない所長にかわって、ボランティア斡旋所兼便利屋を切り盛りする良子に困った問題がもちあがった。地元のヤクザが、彼女の住む日の丸ハイツからの立ち退きを要求してきたのだ。住民会議に参加した良子だったが、そこに奇妙な生き物"マロくん"が迷いこんできて…。"非日常"にも揺るがない"日常"の強靱さを描いた異色作。

感想・レビュー・書評

[マリンバ⋈さんの感想 · 2022年3月19日]

神林作品のなかでは屈指の気楽に読める作品。とはいえ神林風の味付けはしっかりとされている。

[paraparayomuさんの感想 · 2020年2月28日]

　そういえば、宇宙人も来ていたっけ。

神林の「かめくん」バージョン
いい味出している

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

親切がいっぱい (ハヤカワ文庫JA)

[veneziaさんの感想 · 2013年9月23日]

『あなたの魂に安らぎあれ』、『帝王の殻』、『膚の下』と続く一連の作品は、世界（日本ではない）ハードＳＦの最高峰と位置付けてもよいと思う。その神林が書いたのがこれ。まったく別人という趣きだ。たまにはこんなのも書いてみて、息抜きしたくなったのだろうか。ＳＦと呼んでいいものやらわからない。宇宙人こそ登場するが、ほとんど迷い込んできた猫。帰還の場面こそはそれらしいが・・・。

[69hachさんの感想 · 2013年5月13日]

軽く読める神林作品。
殆ど台詞で進んでいくので、
舞台かなんかでダラダラやっても面白い様な気がします。
そんなに恨んで生きてちゃ死んでからやる事無くなるっていう台詞がツボでした。

[つきとさんの感想 · 2011年7月9日]

http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-256.html

[s0910027さんの感想 · 2010年1月31日]

泥棒やヤクザにも免許が必要な、すべての職業が国の許可制になっているもうひとつの世界。
他の作品とは違うのんびりとしたお話し。いつもとは何かが違うのです、でも面白かったです。

[月さんの感想 · 2007年11月2日]

神林はギャグも面白いと思う。

[urucatさんの感想 · 2007年1月22日]

カワイイのが出てくる

著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」