第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

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著者 : 小川一水
  • 早川書房 (2003年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307356

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)の感想・レビュー・書評

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  • ヒロインに全く共感できないのが……(-_-;)
    リアルに月で営業をする事を、真正面から描いているのは
    好感持てる。日本人の几帳面さが出てる。
    結婚式場ってのもいいアイデア。

  • 読み始めてすぐに胸の奥で中島みゆきの「地上の星」が鳴り響いた気がした。
    深海、砂漠、極地…どんな場所へも進出してきた人類が次に目指すのは宇宙、月での基地建設である。話の中核をなす走也と妙の人間ドラマも気になったが、やはり知恵と技術を絞り尽くし試行錯誤を繰り返しながらも困難な事業に挑む人間たち全体が本書の魅力だろうと思った。
    作者の、創造主たる神に助けを求めるでもすがるでもなく、時に争い、小さな(本人にとっては何ものにも引き換えられない)プライドに縛られ、国家の思惑や傍若無人な好奇の目にさらされても、なんとかして乗り越えようとする人間の善性を肯定するような作風が好きだ。
    夢と浪漫とロケットや土木への愛がつまった作品だった

  • デカい仕事をしたい方に。

  • 少々冗長な感じもする2巻目であるが、かなり強引な設定を収めるにはこれぐらいの長さが必要なのでしょうか。
    小説であるためどうしてもご都合主義は否めず、神は乗り越えられない試練は与えないというノリで山有り谷有りを適度に盛り込んでいるという事も言えない事もないですし、最後はかなり強引とも言えるエピソードで締めくくっています。はじめから伏線は張りまくっているので当初から考えられていたエンディングなのでしょうが。
    長期の計画を描く物語なので、ヒロインの桃園寺妙も妙齢の女性になっているのですが、お相手の青峰走也もそれなりのいいおっさんになっているはずで、そのあたりもちょっと描いて頂くとリアリティが増したと思うのだが(^^ゞ

  • 計画の頓挫に陥りそうになり、一時はどうなることやらとハラハラしながら読んでいましたが無事に、また計画の目処がついた時にはホッとしました。
    人に夢を見させるためには現実を直視しなくてはいけないが見させる側も夢を見て見たいと望んで集まった人達が達成する為に知恵を絞って進む姿には元気を分けてもらえました。

  • この頃の小川さんは筆力が今イチという感じで、物語にあまり感情移入できませんでした。月に結婚式場作るっていう設定も、ラストのトンデモ施設の登場も興ざめな感じでした。

  • 本当に将来的に月に建造物建てれるのでは、と思うくらいの細かい設定と、最後の方でまさにSFだ、という感じの回収の仕方。
    久々にわくわくできた作品でした。

  • いやぁ~、壮大な親子喧嘩だったなぁ。
    と、ふざけた感想はさておき。

    月面結婚式場建設に、世界各国もまきこんで盛大に広げた風呂敷をこんなにメルヘンチックに畳んでしまう小川一水に拍手!

    ただ一人の死者が秦さんだったのは、かなりショックだったけど・・・。
    好きなキャラだった。彼でなければならなかったとも分かるけれど・・・。

  • 大事業の多様な諸相を書きたいってことなんだろうなと思いつつ読んでいたら、最後の「「第六大陸」沿革」に、次の著者の言葉が。
    「でも、この絵本のような、天と地のすべてを手のひらの上で展開するような話を書きたいとは思っていました。
     『第六大陸』、そんな噺になっていたでしょうか?」(p.341)

    そのぶん各要素が薄まって総花的になり、読み応えは薄れたと思う。
    壮大なホラ話を生き生きさせるリアルな書き込みも足りないし、登場人物も主要な数人のキャラ以外はモブ状態…

    まあ私にとって一番乗り切れなかったのは、そんな中で作品のかなりの部分を占めるヒロインの父との葛藤が陳腐すぎる、ということによるが(刑事ドラマとかでよくある仕事第一の父親のせいで母親が早死にしたと大人になっても父親を恨み続ける子どもというパタン。「美味しんぼ」もこれだな。もう原型がなんだかわからないほど手垢に塗れた要素。)

  • 月を目指す理由が親娘喧嘩というスケールダウンを感じたが、その後、更なるスケールアップもあり、バランスはこれでとれたのかなという感じだけど、この風呂敷を広げた異星人とのファーストコンタクトを描く続編も読んでみたい気もします。

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第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)の作品紹介

天竜ギャラクシートランスが開発した新型エンジンを得て、月面結婚式場「第六大陸」建設計画はついに始動した。2029年、月の南極に達した無人探査機が永久凍土内に水の存在を確認、もはや計画を阻むものは存在しないかに思われた。だが、再起を賭したNASAが月面都市建設を発表、さらには国際法上の障壁により、「第六大陸」は窮地に追いやられる。計画の命運は?そして、妙が秘めた真の目的とは。

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)のKindle版

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