西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)

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著者 : 森奈津子
  • 早川書房 (2004年11月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307721

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西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)の感想・レビュー・書評

  • 相変わらず、森奈津子さんの小説はぶっ飛んでいる!
    バナナワニ園のバナナにするか? ワニにするか? の選択肢の結末に笑った。
    百合百合してます。

  • SF短篇集。
    さすが森奈津子だ,SFからSMまで抜かりがない。

  • このくだらなさは癖になる

  • 久しぶりに声を上げて笑ってしまった作品(集)
    どれも展開が斜め上すぎます。
    気になったら是非ご一読を 後生ですから。

  • 人類の終焉というのは、SFの主要なテーマのひとつである。J.G.バラードの終末三部作、ネビル・シュート「渚にて」、小松左京「復活の日々」、ヴォネガット「猫のゆりかご」など数多くの終焉が描かれてきた。
    そしてそれらの作品では、生き残った人々の孤独や生きるための努力が物語を作る。マシスンの「地球最後の男」や「トリフィドの日々」、ゾンビものだが、最近の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」なんかもそう。
    SF作家のBWオールディスは、こうした世界の終末後、生き残った人々が比較的快適に生活する小説を「心地よい終末」(cozy catastrophe)と呼んだ。
    この表題作は、世界の終末後、生き残った人の快適な暮らしを描いたまさに「心地よい終末」小説である
    ……などとSF論はどーでもよい馬鹿SF。これだけくだらない人類の終焉はない!

    他の作品も、レズビアンでSMでコメディなSFばかり。
    マゾでレズなセクサロイドやマゾでレズなクローン人間やマゾでレズな作家やマゾでレズな女子中学生などが出てくる馬鹿SFばかり。

    フェミニズム、ジェンダー論は、性を飛び越えることが可能なファンタジーとしてSFの主要なテーマで…、というジェンダーSF論もやっぱりどーでもよい、作家の趣味、妄想全開なだけ。だから、縄での緊縛シーンが妙にリアル。

    ただ、ちょっとラブコメすぎるのがどーも苦手。もっと普通にこの馬鹿っぽさを書いてもられえるともっと楽しめたに。

  • レズもののラブコメ。
    めちゃくちゃエロいけど、会話がくだらなすぎて爆笑。
    電車の中でニヤケが止まらず困った。

  • ギャグエロSF。
    登場人物も基本的に明るくて、安心して読める。
    コメディだと思って読み進めてるとたまに本当にエロいところもあってびっくりする。

  • 相変わらずおもしろくてあっという間に読める。とくに『地球娘による地球外クッキング』は著者のSF愛とギャグセンスにレズビアン要素を振りまぶした絶妙なバランスで、楽しい。あとは作者自身をネタにした『天国発ゴミ箱行き』も好き。作品によって過度な性描写があるので、読む人を選ぶのも相変わらず。ただ、作品によってはアイディア一発勝負で、展開とか落ちが単調になりがちなのもあるのがちょっと残念なところ。それでも店舗とギャグの感性が私にマッチしているのでよいのだ。

  • SFオナニーアナルスカトロSM百合レズドラッグクイーンセクサロイドお笑いナンセンスギャグと、異性愛以外ならなんでもアリのテンコリモリ。
    YMCAの隠された意味には吹いた。独特の文章も癖になる。

  •  官能小説に分類してもいいと思う。

  • 全8編の短編集。

    「西城秀樹のおかげです」
    「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」
    「天国発ゴミ箱行き」
    「悶絶!バナナワニ園」
    「地球娘による地球外クッキング」
    「タタミ・マットとゲイシャ・ガール」
    「テーブル物語」
    「エロチカ97」

  • もともと百合系列の話としてブックリストに放り込んだきりだったのだが、自分の投稿作品がこの作品を髣髴させる、と聞いて読んだ。百合というより完全にクイアの物語だった。こんなにすかっとするレズのコメディがあるとは知らなかった。一般小説でレズビアンを取り扱っているものは本当に少ない。
    中山可穂がレズビアンを描くと聞いて読んだことがあるが、とにかく暗くて疲れてしまっていたので、こういうのがあると知れて嬉しい。
    中山可穂は中山可穂で大好きだが、敷居が高いときがあるので…
    それに比べると、お風呂でもトイレでも読める、この気楽さはありがたい。

    抱腹絶倒、というかんじ。
    どの短編も面白かったがやはり表題作がいい。
    官能小説から童話まで扱う筆者の素顔が見えるような憎めない登場人物。
    あほらしいけれど、これくらい笑えるのが好きだ。
    こういうクイアなSF小説がもっと増えてほしい。
    人間くさい会話劇が魅力なので、エロスを加減して劇や舞台になりそうだな、劇団が上演したら面白いかもしれない、と思った。

  •  いちいちにやにや笑う。
     西条秀樹にこんな効果があるとは知らなかった……!

  • 森さんの小説はどれも楽しくて最高です!(∩.∩)
    この本は面白すぎてにやけながら読んでいました。
    森さんの発想がとってもユニークで勉強に
    なりました。o(^-^)o

  • 特に好きなのが、表題作の「西城秀樹のおかげです」と「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」「エロチカ79」です。その他もエロくて馬鹿馬鹿しくてもう、笑えます。

  • 主にレズビアンたちのエロとSFな短編集でした。

    なんつーか、
    いろいろと大変な状況だったりするんだろうけど、
    全くもってシリアスじゃなく、
    でてくるひとたちがポジティブに楽しそうに生きているので、
    ゆるくおもしろく読めます。

    ただ、疲労感も悪い後味も無い代わりに、
    ちょっと飽きます。

  • 2011 7/7読了。有隣堂で購入。
    @poplaciaさんが面白かった、とおっしゃっていたので買ってみた本。
    買う前に表紙をちゃんと見てなかったので中身読んで衝撃を受けた(笑)
    アブノーマルだったりエロチックだったりSFだったりコメディだったりがだいたいどの話にも入っている短編集。だいたい百合。旅のお供にするにはハードル高かったかも知らん(苦笑)

  • 友人から借りました

     短編集。
     かなりのエロ(ほとんどレズ物です♪)で、SFです。 

     無夜は表題の「西城秀樹のおかげです」の千絵、好きだなぁ。
     人類滅亡後も、自分の世界に浸って幸せに生きる。自称十五歳のやせっぽちな少女(十七歳のお姉さまが自分を愛してくれるのを待ってます)、本当は三十四歳、身長200センチ、体重200キロ……の女性。
     乙女な一人称で途中まで。でもおかしいな? とか思うのです。
     途中で、生き残りと出会って、本性というか本体を暴露。
     でも、相手はゲイの男の人。
     そして二人は……片や「永遠のお姉さま」を求め、片や「ドラァグ・クイーン」でい続けるのだから、なんか重なるところがあっても良さそうなのに、親友(理解者・同志)で留まってしまう。そして、さらに美しい女性が目の前に現れたときの反応が。
    「彼女は私たちをデブとか、変態とか言って罵るかもしれない。この楽園(自分たちの夢な世界)をこのまま維持するのに、邪魔なら、消そう」
     そして…(苦笑)

     この人の話は読みやすい。

  • ずっと、江口寿史さんの表紙イラストだと思ってたら違いました(笑)。なんだか最近、本屋さんのフェアなんかで、耳+目にするようになってきた森作品。

    表題作は…「(現時点で)もう西城秀樹で釣れる世代は限られてるだろっ!」とツッコミを入れつつ、その意味不明なインパクトのタイトルに引きずり込まれる!「おかげ」の意味を懇々と説くパートに圧倒!関係者、怒ってきませんか?と余計な心配をしつつ、読了〜。

    森作品のキャッチフレーズとして「百合バカSF」というのがあるんですけど…たしかにその通り。うーん、団鬼六系の官能小説とはツボがちょっと変えてあるとは思うけど、初出の年代から考えれば、森作品を通過しなくても、ストレート愛じゃない要素って、小説の内外で結構ポピュラーになってきちゃってるから、そこに新しく感じる要素は少ないかもしれない。むしろ、そういったエロ場面よりも、ストーリーの切り返しが鮮やかに思いました。1行で、「えっ、そうだったんですか?」と、状況をぱっとひっくり返せるというのかな。

    『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』のかけ合いは、ボケ・ツッコミのテンポが楽しい。『天国発ゴミ箱行き』の、中盤以降の自虐ネタは結構好き。センセイ、がんばれ!それに、意外と『タタミ・マットとゲイシャ・ガール』のミクロな描写がよかったでございます。

    破壊力は、結構あると思います(笑)。ここまであっけらかんと作品が発表されていることに素晴らしさを感じつつ、もう一声、なんか深さが欲しい(エロ面でもナンセンス面でもSF面でもいいけどさ)!と思ったので、この☆の数です。ちょっとだけごめんなさい。

  • いやぁ、森奈津子さんはいいなぁ。これ以上言葉もありません

  • アホエロ百合SF。
    表題作の馬鹿馬鹿しさ加減が最高。バカの度合いのスケールも半端じゃない。
    奈津子様マジぱねえっす

  • 森奈津子『西城秀樹のおかげです』読了。エロとギャグでいっぱいの愛すべきSF短編集。バカだなあ、本当にバカだなあw。けど大好き♪。面白かった!!。Let's (∩´∀`)∩ワーイ・M・C・A♪

  • バカエロス。笑って読んでしまった。
    このたぐいの人類滅亡なら楽しそうだけど…(笑)

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西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)の作品紹介

「ありがとう、秀樹!わたくしとお姉様は、あなたのことを決して忘れませんわ」-謎のウイルスにより人類が死滅した世界で、ひとりの百合少女の野望を謳いあげる表題作、前代未聞のファーストコンタクト「地球娘による地球外クッキング」、1979年を舞台にした不条理青春グラフィティ「エロチカ79」ほか、悩める人類に大いなる福音を授ける、愛と笑いとエロスの全8篇。日本SF大賞ノミネートの代表作、待望の文庫化。

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