星界の断章 2 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-10)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 398
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150308803

作品紹介・あらすじ

惑星マーティンの支配をめぐる裏交渉が明かされる「併呑」を始め、ラフィールと出会う前のジントが目撃したアーヴの真実に迫る「嫉妬」、ジントとサムソンが出会う「着任」、突撃艦搭乗直前のエクリュアの心情が語られる「童友」、ラフィールの修技館入学を祝う宴の模様を描く「祝福」、領地に向かうジントが新居を買う「転居」など、本篇では語られざるアーヴの歴史に隠された真実を暴いた、書き下ろし「墨守」を含む全12篇。

感想・レビュー・書評

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  • 星界シリーズの女性って、みんな一癖あって、その一癖がものすごく魅力的。

  • 切り取られたほんの一瞬の星のまたたき。

  • 断章の1よりは、こちらのほうが本編に近い印象があります。
    雰囲気の問題ですが…。

    私はたぶん、誇り高いアーヴという種族の有り様が好きで
    このシリーズを読んでいるんだなと思います。

    そういう部分を堪能するなら、この短篇集はとても
    読み応えがありました。

    星界の戦旗の5をこれから読むので、その助走のような。
    そんな感じでしょうか。

  • 第一巻と同じく短篇集だが、本編でちょっと触れられたエピソードが語られているものが多い。ちょっと、印象の薄い一冊なところが残念。

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    惑星マーティンの支配をめぐる裏交渉が明かされる「併呑」を始め、ラフィールと出会う前のジントが目撃したアーヴの真実に迫る「嫉妬」、ジントとサムソンが出会う「着任」、突撃艦搭乗直前のエクリュアの心情が語られる「童友」、ラフィールの修技館入学を祝う宴の模様を描く「祝福」、領地に向かうジントが新居を買う「転居」など、本篇では語られざるアーヴの歴史に隠された真実を暴いた、書き下ろし「墨守」を含む全12篇。

  • 星界シリーズ読み終わってしまった。。

    戦旗って続編出るのか?

  • 新書購入

     SF・短編・シリーズもの
     星界の紋章・戦旗の後続。
     元々が、人工生命体の作った「アーヴによる人類帝国」。そこの皇帝の孫娘と、帝国に攻め込まれた結果、アーヴの貴族になった少年の軍務生活のお話……(だよね?)
     

     アーヴの秘密に迫る短編(笑)
    「併呑」苦手な人物がそばにいないと落ち着かないって……この人たちマゾですか?
    「謀計」感情が重視されるのも、さることながら。教官たちは頭がとても柔らかい……。(笑) 
    「墨守」喧嘩しようと仲良しこよし家族ですよね、けっきょく。罵っても。けなしても。

     ほとんどみんな、ギャグやコメディです。シリアスなのが「変転」です。反逆の話。アーヴに憧れて、アーヴになれないからこそ反逆する女。

     一気に読めました。が、これだけで読むのは難しいので、前作を読んでから読みましょう。

  • フィルムブックとかドラマCD等の付録的短編を集めたもの。アニメ版とかあんまり興味がなくフィルムブック等も買わないので、こういう風にまとめてくれると非常にありがたい。親切。
    ただし『星界の紋章』に出てきた人物とかはほとんど忘れているので、「これは誰?」てな感じもあり。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。SF作家。92年、短編「夢の樹が接げたら」でデビュー。アニメにもなった『星界の紋章』シリーズや、日本SF大賞を受賞した『突変』など、著書多数。

「2023年 『夢のまた夢 若武者の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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