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この作品からのみんなの引用
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創造というのは創造者自らにとって本質的に危険なものだ。創造と破壊は表裏の関係にあるからだ。創造の究極的な目的は、すべてを破壊し尽くすこと、すべてを無にしてしまうこと、宇宙そのものを消去してしまうことではなかろうか。
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人間というのは、生まれてから死ぬまで、そうは変わらないものなのだ、たぶん、この自分も。そして、こう思った、変わるように見えるときは、その見られる者の本性がとても純粋な形で表面に現れるときに違いない、と。
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「きみがもし絶対に残酷でありたくないのならば、なにも生まず、なにも創らずに死んでいくことだ。(中略)人形ではなく、生きているならば、なにかを創造することができる。それは人間にとっては、残酷な結果になるかもしれない。だが、そもそも創造とは、創造主への復讐なのだ、慧慈」
みんなの感想・レビュー・書評
創造とは本質的に危険であり、残酷であり、破壊であり、創造者に対する復讐である。人間はなにを、なんのために創るのだろうか
<poka>
分厚い上下巻だが、一気に読めた。
物語の最後に「実加」といっしょに泣いてしまった。
この小説に出会たことに感謝。
カラスをみると思い出します。
三部作の三部から読むことになったが、このあとは物語の時系列に従って、二部、一部と読みました。三部だけ読むのも可。
<だいこんまる>
私は一部から読みましたぁ。
一部(あな魂)→三部(膚)と読めばいいと思います。
二部(帝王)は???
火星三部作の第三作。上下巻。
出版は
「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」「膚の下」
ですが、時系列でいくと、
「膚の下」「帝王の殻」「あなたの魂に安らぎあれ」の順。
時系列に従って三作品再読したい。
三作品の中ではこれが一番好き。
神林さんは難しいけど読み応えがあって
いろいろ考えさせられる。
一読しただけでは分からないことも多いので
あと何回か読まなければいけないだろう。
これも、人とは、機械とは、命とは、ということについて
深く考えさせられた。
シリーズを通して日本人独特の感性を織り込んだすごいSF大作だと思う。そのなかでもこの話はどこか美しさを感じた。
途中まではかなり面白く読んでいたけれど、後半つらかったです。
理解できなかっただけかもしれません。
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の
言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を
進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。火星3部作の完結編。
感想 人間、機械人アミシャダイ、そして他のアートルーパーとの交流により成長していく慧慈にどこか心地よさを覚えた。
前二作、とくに一作目の「あな魂」に存在した数々の謎が消化されてすっきり。
[novel][SF]
上巻読了。
今のところまでは大変に面白いけど、まだ下巻が残っているの評価は保留。
(下巻読了後追記)
アートルーパー慧慈が自己を確立する物語。
人ならざるもののビルドゥングス・ロマンがこれほどまでに刺激的だとは思わなかった。
下巻に収められた分よりも筆が伸びやかに感じられたので、評価は星5つ。
言葉とコミュニケーション、理解と不理解。いかにも神林長平らしい武器を手に、見事に人間そのものを描き出した。

人造人間が人間に文字を教える、あのシーンがすきだ。





