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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
巻末の『著・訳書目録』を見ると、若いころに読んだ本がちらほら。ずーっと昔に私にSF好きの種を植え付けたのはもしかしたらこの人なのかも知れないなあ。他の人が書いた本で、この人の仕事の仕方について独善的だとか結構厳しい言い方をしているのを読んだけど、何はともあれこの人を抜きに日本SFを語れないのは確かでしょう。高橋良平の本の雑誌での連載の内容とちょうど時期があっていて興味深いし、大好きな野田昌宏にちょぴっと触れているところもうれしいし、満足の一冊。それにしても、この表紙の表情の素敵なこと!若々しくて、生き生きとしていて。こんな顔して仕事したいもんだ。
巻頭言のことばがいちいちがーんとくる。色々な意味で、すごい熱と力を感じる本。想像でも小説でも、常に現実とつながっていなくてはならない、そういう有り様でなければ意味がない、というところに改めて気付かされた気分。若さ故か、勢いと直截さの絶妙な文体が良い。「ぼくは、いやだ。」この言葉の威力。
SFマガジン初代編集長であり、『夏への扉』『鋼鉄都市』などの翻訳者でもある著者が急逝する直前まで書いていた、60年代の日本SF夜明けの回顧記。
熱くて、苦くて、ヒリヒリする。
世の中にまだないものを新たに創り出す、機知や行動力をもって何かを築くことができるという雰囲気が強い時代だったのだろう。
現代の未踏の地はどこにあるのだろう。
存命なら81歳、1929年2月18日に樺太で生まれたSF小説家・評論家・翻訳家。雑誌「SFマガジン」の初代編集長。
・・・・・書きかけ・・・・・






