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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
ああ、この時代にかかれた物語だな、と。
さしあたって目新しいことはなく、繰り返される数多の物語の一つ。なんとなく残る違和感は、「星虫」におぼえたものと同一。
あまり期待せずに読んだけど、めちゃくちゃ面白かった。さらっとした感触だけど、ガジェット、SF的アイデア、浮かぶ映像などが素晴らしい。構成、キャラクター、ストーリー、伏線の回収も見事。その上でテーマは社会構造から自分探しまで、会社対個人から経済構造までを包含している。(しようとしている。)
敢えてテーマを挙げるなら、「コミュニケーション」か? Web of TRUSTという言葉の、IT用語を越えた本来の意味を考えたくなる。
ハードSF。とは言え、コンピュータ工学の分野だからハードSFと見られることは少ないと思う。技術的に現実的すぎてハードSFはセンスオブワンダーが少ないため肌に合わないことが多いが、この本も同じくイマイチだった。各章の冒頭に挟まれる技術解説も、当たり前すぎた・・・もっと夢を見られる痛快な話が読みたい。
●面白かった点
作者によるあとがきは同感できるところも多くてよかった。
●気になった点
小説本編はセンスオブワンダーがなさ過ぎてイマイチ。
早川だけど、ライトノベルっぽい。
専門用語の説明が無いので、ちょっと読者が置いてけぼりな感じ。
登場人物の心のゆらぎとかが描写されていれば、感情移入できたかなと思う。
近未来、自律型プログラムが発達して人間のサポートをしてくれるのが当たり前になった世界を舞台にした物語でした。
作者がSEということもあってか、コンピュータの描写にとても説得力が感じられました。そして、この作品を読んでいるうちに、コンピュータがいかに夢にあふれたものだったかを再認識させてもらいました。
主人公の香南は、会員の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行するHCC社勤務の契約社員。創業メンバーであり会員番号1番である野上正三郎の死後処理を任された主人公が、亡くなったはずの野上から届いたメールを追って騒動に巻き込まれるお話。 時代背景は現代よりコンピュータネットワークが発達した未来。ほとんどすべての人が、ネットワーク上に生きる仮想人格エージェントを持っていて、このエージェ... 続きを読む »
何処かで聞いた事のある組織に所属していそうな、とても現実的かつ未来的なSF。
技術描写の具体性、程よい実現性、未だ到達せぬレベルの技術によって実現される未来へのあこがれ…等など、ああ理系畑の人だなぁと納得すること頻りであります。
2011年現在、数千万km先の探査機と地上局間でbundleを用いた通信は実証実験が済んでいるようです。
世界観は面白いと思ったが、登場人物が薄いと感じた。
また仕事をまだした事のない学生さんとかには、話そのものに対してピンとこない部分もあるのではないだろうか。
読む人を選ぶ小説だと思った。
ただし、あとがきの冒頭に書かれている内容にちょっとでも食いつけたら…手に取ってもいいかもしれないし、今後の作品に期待してもいいかもしれない。
死んだらデータの整理とかSNSに死亡告知とか出すっていう近未来な仕事する女の人の話。エンジニアな人が著者らしい。
設定は面白い。やや陳腐。恋の話は要らんと思ったんだよ。
技術傾向が強すぎる気がする。
面白いストーリーだとは思うけど、楽しめる人をとても選ぶよう泣きがするんだけど、それは思い上がりだろうか?
物語は2つの視点から描かれるのだけれども、片方の視点で語られることが実に濃すぎると思う。それはそれで面白いと感じさせる要素ではあるとおもうけどね。
AIが普通に実用化されている近未来設定にもかかわらず、20年前の技術ネタから、まさかのトップネタまで、アラフォーおたエンジニアは、ニヤニヤしながら読めるのではないかと。
小ネタばかりでなく、現実の人間側とネットワークのエージェント側の両方で熱い展開になっていくのも、面白かったです。
それにしても、何故か、カナの台詞が、玉川砂記子(Juiz バージョン)の声になってしまい、頭から離れなひ・・・。
IT業界に関係しているものとしてはこの本に登場するネットワークシステムが非常におもしろく、若手の技術者とこのようなシステムを構築するためにはどのようなソフトウェアを開発するべきかを真剣に議論してしまいました。IT関係者にはおすすめです。
専門用語多めでスケールもでかいのに、というよりもだからこそなのか、この手の話にしては話のオチがシンプルですっきりしていて良かった。Dosパンチ打たれたい
主人公の会社は、そこまでネットワークが発達していないいまでもとても欲しいサービスを提供していると思う。ネットワーク上の人工知能、パートナーに対して安易にクオリア発生させすぎな気がして、そこだけはもんにゃり。
哲学的ゾンビとクオリア持つ存在の境を、人工知能同士の対話に解したのはなるほどと楽しかった。全般的に世界観が作者の思考実験に満ち溢れていて素敵だ。ヒーローのピーキーな選択も。
点字をここまで未来の手段にしたのはため息が出た。
けれど、秀逸なのはやはり煽り文だと思う。世界観の割に、ストーリーラインが陳腐で残念。
野上さんの贖罪とは、が明らかになってから話が動き出して面白くなった。一方で、野上さんの歴史を追う過程はあまりテンポがよくなかった。エンタメとしては、前半にもうちょっと前半にいろいろあっても良いのではという印象。
偶然ではあるが「魂」がテーマの一つになっているSFを続けて読んだ。定義が異なるので結論も全然違うのだけれど、SFというジャンルで魂という人間にとっての根源的なものがテーマになるのは面白い。
さくっと読めたし、結構面白かったけど、最後の方の展開が色々と唐突な感じがした。喋るエージェントたちはなかなか良かった。
愛と勇気のシステムエンジニアSF!の謳い文句に惹かれて買ってしまった。クラウドコンピューティングよりもう少し先をいった近未来のお話。web上では、個人ごとにエージェントがサービスのインターフェースと取ってる世界。顧客の死後に、net上に様々に設定されたり、構築された環境やIDの解約を代行して行う香南を通して、人工知能、死んだはずの人からのメッセージ、宇宙にまでひろがったinternetはどうなる?など、面白そうなテーマが語られていくのですが・・・これが、面白くない。月までinternetが届いたとして、・・・pingしたりするのかなぁ」を95年の時点で会話していたというあとがきを読んですごく期待したのですが。エンジニアが書いたラノベって感じで、解説的というか、語る力が不足しているというか。読むとすごく眠くなってくる。テーマが面白いだけに残念。

「信頼のネットワーク(WoT)」という言葉が心に残る一冊。





