百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA ミ 1-10)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 786
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310004

感想・レビュー・書評

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  • うおおお、私がSF読み慣れてないせいで最後の方なんやわからなかった…!
    漫画化されてるようなのでそちらも合わせて読みたいです。
    「ほのほの」ってなんだ?と思ったら「ほのお」なのね!

  • 日本SF界屈指の名作。豊かな情景描写。全編に漂う虚無感。テーマがやや難解で、しかも460ページ大作。リラックスして読みたいなら、萩尾望都の漫画がいい。

  • ・あしゅらおうが女の子なのとてもよい

  • 正直難しい内容だが、名作と言われる内容の濃さが分かる。
    地球が誕生してから破滅へ向かうまでを描いている。「神」という存在が鍵になっているので、仏教やキリストといった宗教も関わってくる。しかし内容はSFのように描かれているので、「宗教」という堅苦しいものは感じない。
    萩尾望都が漫画を描いているため、小説と同時進行で読んで、どうにか内容を理解。漫画にオリジナルキャラとしてユダが登場。
    阿修羅王といった破滅を防ごうとする者たちと、キリストといった破滅の先のユートピアを信じる者たちとの戦い。
    個人的に好きな人物は阿修羅王とシッタータ!

  • とにかくスケールが大きい
    すごいものを読んだという読後感がある

    CLAMPの聖伝はこれに影響を受けたのかも

  • 自分は何パーセント理解できたのだろう?
    読み終わった後呆然としていました。
    あまりの描かれる世界の大きさに。

    シッタータが出家するシーンが、好きです。

    色んな都市の廃墟の描写も素晴らしい。
    難しい部分もあるけど、退屈はしなかったです。

    イエスをあんな風に描いて、苦情来なかったかな?

  • 難しすぎてよく判りませんでしたが、一言で言えば宇宙に果てはないってことでしょうか。

  • 光瀬 龍 「百億の昼と千億の夜」読了。
    ハードコアSFなのに登場人物がプラトン、悉達多、阿修羅王、ナザレのイエスというぶっ飛び本。
    それぞれの宗教に於ける神と終末感、宇宙におけるそれの収縮、エントロピー減少の法則とが合わさりその理由が語られる。

    読むと目眩がする良本。

  • マトリックスレボリューションを見た後と似たような気持ちになった。
    観念とSFの融合。
    物語は、もやもやっとしてます。

  • かなり昔の作品だけれど、全然古くない。 文章が詩的でイメージしやすく、漫画化されたのもうなずける。

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著者プロフィール

小説家。SF作品を多数発表し、中でも『百億の昼と千億の夜』『喪われた都市の記録』などの長編は、東洋的無常観を基調にした壮大なスケールの宇宙叙事詩として高い評価を得た。1999年逝去。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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