地球移動作戦 (上) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310349

感想・レビュー・書評

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  • 山本弘はどんどんヒューマンドラマを描けばいいと思う。20世紀後半風の宇宙飛行SFで始まり、架空の技術革新がなされた未来、地球を救うためにどうすればいいかという物語になる。なぜ未来を語らせると、みな老化防止と寿命の伸びを出すんだろうか。
    ニコニコ動画を元ネタにしたと思われる~Pが出てくる。「南極点のピアピア動画」の印象が強すぎて二番煎じに思えてしまった。本書の方が先に出版されたのは間違いないので、単なるインパクトの問題です。

  • 初っ端から怒涛の展開。主人公クラスの登場人物達が呆気なく死んで行く様に驚かされた。

  • 登場人物に特に好意を抱けない。
    が、世界観は楽しめた。
    でも理不尽さが嫌だ。

  • 作者が言っているように、どのようにして地球を動かすのか、また、何故地球に向かってくる星が発見されなかったのか、がSF的アイディアとして大変良い。人工意識と人間の関係も興味深い。だが、ストーリーとしては、予定調和的で、盛り上がりに欠けたように思う。この作者は、私のお気に入りだが、いつも主人公の魅力が今一つだと思う。

  •  上巻読了。元は2009年刊の文庫版なので2年のブランク。特に記載はないので、加筆修正はない模様。
     前に野尻抱介さんがSFマガジンでニコニコ動画ネタの短編書かれてた時も思ったんですが、見知ったものが技術拡張するでもなくそのまま延長線で使われている描写されても、「想像/イメージ」以前の問題なのでなんとなく違和感が…。
     劇中劇『セカンド・アース』は普通に映画で見てみたいですけどね。
     ただ、「声優」まで淘汰されちゃう未来は絶対に嫌だなぁw
     さて、下巻にいってみよう。

著者プロフィール

元神戸大学教授

「2023年 『民事訴訟法〔第4版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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