The Indifference Engine (ハヤカワ文庫 JA イ 7-3)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 218
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310608

感想・レビュー・書評

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  • 表題作The Indifference Engine と From the Nothing,With Love は面白かった。しかし虐殺器官とハーモニーに比べると、全体的に文章表現が劣っていると感じた。ちょっとテーマや構成に凝りすぎているのと、ここまで難解だとだいぶ読者が絞られるだろうなあという印象。

  • 読了日 2012/4/中旬

    伊藤計劃という死人の、偉人の遺した短編集。
    正直このひと難しすぎてよくわからない、でも、いきたかったんだろうってことはわかる。

  • 一番楽しみにしていた『フォックスの葬送』が、一番残念な出来だった。
    これじゃ『メタルギアソリッド』じゃなく、主人公をビッグ・ボスに置き換えた『地獄の黙示録』。
    馴染みがない“ジャック”で書かれてるのも、ちょっと引っかかった。
    『007』物は面白かったけど収録順は、ちょっといかがなものかと思う。
    どうせなら並べた方が良かったように感じる。
    『from nothing,with love』もプロトタイプ『ハーモニー』みたいなのも良かった。
    タイトルで気づくべきだったけど、最初は関連があると思わなくて
    少し混乱した。
    『セカイ、蛮族、ぼく』はコメディというには、際どすぎる気がする。
    『屍者の帝国』に“ユニバーサル貿易”と“M”が出てきたのに驚いた。
    それと「確かに、あの人イニシャル“M”だった」と膝を打った。
    でもやせ形じゃなく、太めじゃなかったっけ?

    個人的にはマンガはいらなかったかなという印象。

  • コレは雑誌?文庫本に求める要素は著しく欠ける

  • ハーモニー、虐殺機関、の素描的作品集。それぞれ独立したおもしろさもある。
    007がこうなるか。
    作者の夭逝が惜しまれ、唇を噛みます。
    円城塔さんには心底感謝。

  • ボンドとスナッチャーと
    グレイフォックスと蛮族とワトソンと。

    コジプロ作品に関係する2つはどちらも興味深く、特にスナッチャーは面白かった。先に虐殺器官を読んだので、読み比べる楽しさもあった。

    蛮族の短編は文章を怒りと憎しみを感じる程にまたそれが面白いなと感じた。

    ボンドの話としては伊藤計劃らしさというものがチラチラと垣間見れ、個人的には凄く好きだ。

    屍者の帝国は、すべて読んでから感想を書こう。
    楽しみだ。

  • 「女王陛下の所有物」★★★
    「The Indifference Engine」★★★★
    「Heavenscape」
    「フォックスの葬送」
    「セカイ、蛮族、ぼく。」★★★★★
    「Automatic Death ■episode 0」★★★
    「From the Nothing with Love」★★★★★
    「屍者の帝国」

  • かっこよすぎる。最高。

  • 【印象】
    アフリカ少年兵への戦後の処置、精神的不死のイギリス諜報員、他。
    意識、認識等について。

    【類別】
    小説。漫画も少量。短編集です。
    SF。

    【構成等】
    一部に仕掛けを持つ作品があります。

    【表現】
    語彙には多少の専門的用語が含まれます。

    【備考】
    未完の作品や長編の元となった作品、共作も収録されています。

  • 「The Indifferent Engine」「From Nothing, with Love」「屍者の帝国」が良かった

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著者プロフィール

1974年東京都生れ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』でデビュー。『ハーモニー』発表直後の09年、34歳の若さで死去。没後、同作で日本SF大賞、フィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞。

「2014年 『屍者の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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