灯籠 (ハヤカワ文庫JA)

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制作 : 片山若子 
  • 早川書房 (2012年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310691

灯籠 (ハヤカワ文庫JA)の感想・レビュー・書評

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  • 雰囲気がいい作品で、1部だけでも終わる事が出来るが、2部まで読むと変わる。かなり練られているので気がつかず、読み過ごしている人も多いと思う。2部まで読んでこの作品だと思う。読み手の力量を試されていると思う。それにしても広島弁がかわいいなぁ。

  • ノスタルジックな雰囲気。会えるのはお盆の時期にだけ。1話目だけでもいいのではと思ってしまいながらも2話で補完される意外性も捨てがたく。
    2012/09/17

  • 表題作『灯籠』は、少女マンガ風の乙女チックな物語でこんなものかな、と思いきや、もう1編の『ララバイ』とまじりあうことで、物語がファンタジックに一変する。巻頭に置かれた序章も含め、いろんな読み解き方ができる

  • 菱田愛日繋がりでたどり着いた作者。
    何この美人って思ったらマルチタレントさんでしたw

    amazonでのレビュー評価は4.8

    読書メーターは賛否両論。

    うわーこれamazonさくらレビューかな?
    っておもってたんだけど、

    僕の結論としては「賛」


    「否」の人たちの感想としては
    「2話がいらない」だの「最後が理解できなかった」
    って人たちが多かったんだけど。

    ぶっちゃけその人たちの読解力不足。
    もしくは思考停止て本を読むタイプの人ですね。
    ミステリとかには不向きな方々だと思われます。

    この作品はミステリではないけど、
    そんな要素は含まれるお話なので、
    幻想的な雰囲気だけを楽しみたい方は1話だけで充分かも。

    でも、色々1話目で違和感を感じちゃう僕みたいなタイプは、
    2話も読んで最後のせつなさまで味わえばいいと思う。

    正直、僕は1話がたいして面白いとも思わなかったのですが。
    よくある中途半端な泣き系ラノベの印象。
    1冊で初めて完成する作品と言えるでしょう。

    イメージとしては『プシュケの涙』の様な2部構成。
    懐古的恋愛小説と言ったところでしょうか?

  • 恋愛物です。途中、先が読めて残念だなぁと思った部分がありましたが、最後はちょっと予想してなかったです。そこまで長い作品では長いため、一日で読み終わると思います。文章もサラッとしていて読みやすいですしね。

  • 手の届かない相手への想い。
    募っていく愛おしさと切なさが、心をざわめかせる。くすぐったくもあって、胸をチクリと刺す痛み。
    人の想いは簡単に消えないし、消してしまわなくてもいいんだなぁ。

    広島の風景の美しさが、作者の郷土愛の強さを感じる。
    故郷が無い人間なので、全て理解はできないけど想いは伝わってきて、懐かしさを感じられた。

    一作目より腕が上がっているのが嬉しかった。

  • 読みやすくさらっといける、女性の匂いの文体。
    そしてかゆいところに手が届かない。
    好みの要素が散りばめられているせいで余計そう思った。

  • おもしろく、驚きと優しさのある小説だった。
    1話のあとの2話。これはすべてを覆す。
    この作家の他の作品が読みたくなりました。

  • 「灯籠」というタイトルに惹かれて手に取った。
    が、残念というか。こんなものかと。

    一話目の「灯籠」は読み始めてすぐにオチがわかる。
    これはおそらくそういう作りにしてあるのだろう。
    そして二話目の「ララバイ」で
    一話目がひっくり返されるのだけど、
    それに関してもツッコミどころがいくつもあって…
    どうして灯に触れられるの?
    何故ショーコの髪が伸びてるの?
    伸びてると思い違いしてるだけ?

    ひっくり返るけれど、どうにも中途半端に
    感じてしまった。

    ブクログのレビュー平均点が高いのは何故だ??

  • 自身のサイン会の最中に、ラジオの野球中継を流させたという逸話を持つほどガチガチのカープ女子である作者が、故郷広島を舞台に書き下ろした作品。

    お盆とは、現在という所に過去から魂がやって来る時間。切ないが、どこか心温まるストーリー。2部が1部のスピンオフで終わりなのかと思いきや、実は…な展開。よくある手法なんでしょうかね、あんまり小説読まないからわかんないけど。

    あー自分も清水クンみたいな学生時代を送ってみたかった(笑)

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灯籠 (ハヤカワ文庫JA)の作品紹介

両親を交通事故でなくし、広島で孤独に育った少女・灯。ある年の盆のころ、灯は自分の背丈よりも大きな盆灯籠を片手に、両親の墓へと向かっていた。その途中、彼女はこれまでに感じたことのない不思議な雰囲気をまとった青年・正造と出会う。いつしかその人柄に惹かれるようになっていく灯。それから毎年、盆の時期だけ、ふたりは逢瀬を重ねていくが…少女と青年のひと夏の邂逅、その意外な行方を幻想味豊かに描く佳品。

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