宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2(ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA タ 10-6)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310882

感想・レビュー・書評

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  • 2巻め。艦長となった有坂惠一が乗り込む練習艦アルケミスでの訓練のお話。良く考えられた設定で興味深く、楽しめ、夢中になってしまった。次巻が楽しみです。

  • 訓練艦での戦闘描写に釘付け。
    しかし本当に訓練なんだろうか?死亡判定されても、記憶を失って12時間後に復帰、っていうのは、出撃前にクローンが用意されていて死亡判定された人は本当に死んでるんだと思うけど…。自分もアロイスの不意打ちを警戒している。

  • 大変だー
    息つく暇なし!
    ありとあらゆることを予測していく艦長すさまじい仕事だな
    副官がもっとしっかりしてくると助かるだろうなあ
    どこにもヒントがあるっていうのは、ありがたいけどなんとも気が張るな
    スポーツじゃない、っていうのは他の事象にもあてはまることばかり

  • いよいよ恵一たちが訓練艦に乗り込み実践体験を通じて経験を積む。
    教官たちの巧妙な罠を見破っていく過程はミステリに通じるものがあり面白い。戦闘シーンも描写がしっかりと書き込まれておりリアル感がある。敵の正体も出てきてチョットずつ進んでいくのは読んでいて楽しい。
    人物も感情移入しやすいキャラが多くいる。まだまだ続くようで嬉しい。

  • これはよいもの。はじめの方の練習戦艦アルテミスの案内は頭に入らなかったが、模擬戦闘に入ってからは楽しめた。知識としては知っているものの実践したことはない、そんな状態でぺーぺーの訓練生のみで難易度の高い課題に挑戦する。「幼年期の終わり」や「エンダーのゲーム」などのセルフパロディが楽しい。教訓が机上の空論や空想でなく、現代社会にも適用できそうなのが良い。使えるものはなんでも使う、ルールの厳格なスポーツをやっているわけじゃないのだ。次巻も読む。

  • なんでかモテモテなんですね。

    訓練第一歩の失敗の仕方がえげつない。
    そりゃあ、失敗するだろうと思ってはいたけど、まさかあのタイミングで突きつけられるとはね。
    容赦ないわ。

    2回目の失敗も、酷いタイミングです。

    このタイミングで!?ってなもんです。
    メガテンやってるみたい。

    そういえば、「ロボ」が真Ⅳの「バロウズ」に思えて仕方ないです。

  • ヤマト、発進

     敵が明らかになり、訓練も本格的になってくる。この巻はミリタリー色満載でスリリングだ。そして彼らの成長を描いて次に続く。

     次も読みたいな。わかりやすく薄い本だから、サクッと読み切れるから。

  • ライトノベルとは言い切れないけど、ひっかかることなく読める。ストーリーもおもしろい。宇宙船とかの設定が、説得力がある。異星人やドロイドが出てきて、べたべたな(どろどろな)人間関係が出てこないのが良いのかも知れない。

  • 地上とアルケミスで起きているそれぞれの状況描写が実にゆっくり。 1冊が薄めだというところもあるけど、このペースでどこへたどり着くんだろう。

  • 人類が、異星人によって文明的にリフトアップされ
    その見返りとして、宇宙軍を編成するための士官を育成することになった
    主人公らはその第一期生で
    後続の候補生らを指導するべく訓練を受けている

    一通りの訓練を終え、
    いよいよ士官候補生だけでの訓練航海に乗り出した主人公らは
    自分たちの直面する敵、戦い、
    そして「生きるための方法」を学ぶことになるのだった——





    好きな話だし
    好きな展開ではあるけど
    やはり恵一に個性がなさすぎてイメージが描けない…
    周りのキャラクタが濃いんだろうか?
    1巻冒頭でいきなり寝坊しておっちょこちょいぶりを発揮したと思ったらなんかそうでもなくて。

    とにかく、練習艦が何でもアリすぎて
    よくわからなくなってきた
    一連の訓練はバーチャルなのか、リアルなのか?
    もちろん練習でリアルに敵は出て来ないから
    通信機器や精神のレベルでさも敵がいるような反応を捉えさせて
    それに対して行動をしているんだけど
    だとすると広域的に彼らはあの感応世界の中にいて
    でも実際に艦の中で行動していて…?

    死亡判定が出た瞬間とかどうなんだろう
    精神的にショックを与えて気絶させて収容するんだろうか?
    わからない…

    そもそも死んだら記憶を消されてやり直し、って
    とても簡単に受け入れているけど
    記憶改竄の恐怖とかないんだろうか??
    全信頼をアロイスに置いている?
    それも例の啓蒙的な洗礼で受け入れるようにされてしまったんだろうか
    うーん

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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