- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150311001
作品紹介・あらすじ
水中行動に特化した能力を持つ傭兵アプサラは、銀河連合の管理のもと、二つの勢力が内戦を展開している、水の惑星マルガラスでの軍事活動に従事していた。その内戦のさなか、マルガラスの先史文明調査チームの責任者ディーラーを護衛するため、ジョウとアルフィンは海底遺跡調査船に乗り組んでいた。しかし戦闘に巻きこまれた際に、アプサラと接触したことで、調査は二つの勢力の思惑をめぐって意外な方向へ転がり出す。
感想・レビュー・書評
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わたしの知らないうちに出ていた一冊。
あわてて取り寄せて読んだ。
懐かしい世界観だが、間違いなくわたしはこの世界が好きなのだと改めて実感。
SFをこんなふうに書いていいんだ、と『ダーティペア』と共に教えてもらったシリーズなので、思い入れはひとしおなのだ。
しかし、ジョウはじめ登場人物たちが誰ひとり歳をとらない“サザエさん”手法をとっているので、読み始めたころはリッキーと同い年だったのに、今じゃダンに近い年齢になってしもうた。
トホホ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うそー! クラッシャー・ジョウ、続いてたんだ……!! こっちはすっかり大人になってしまったというのに、ジョウたちは相変わらず十代(タロスは別よ…)で宇宙を駆け回っているのですね。若者よ~、これが日本のライノベ草創期の傑作なのですよ~~
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久々のジョウはやっぱりジョウだったが、なんだかちょっと大人になったか?相変わらずのテンポが変わらず、懐かしい感じ。
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発売されているのを全く知らず、本屋で偶然見かけて即購入。久々のクラッシャー達に懐かしさを禁じえず。話はかなりあっさりと進み、正直いまいち物足りない気も。個人の好みでしょうが。個人的にはアルフィンの出番が少なすぎて悲しかったです。
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ひさーしぶりのクラッシャージョウ。
本屋で「やったー♪」と見つけて、すぐ読んでみたけれど……。
……、ファンの方は買ってまで読まない方がいいかも。
ダーティペアのシリーズと同じく、もう終わっちゃってる感。
映画版のDVD、出ないかなぁ。 -
クラッシャージョウシリーズ、第11巻。
H25年3月3日読了時点で最新刊。
前巻に続いてジョウ達のアクションや所有メカの活躍がほとんどないのが残念。ただしギグという水中用戦闘メカや古代遺跡のギミックなどが描かれていたので、その辺は少し満足。
シリーズ前半はメカアクションも戦闘アクションも多くスピーディなストーリー展開で息をつかせぬ読ませ方だったのに、最近作風が変わってきたみたい。でもやっぱりジョウのチームの活躍が見たくて次作を期待してしまう。
ところで、第1巻から現作まで少なくとも11件の依頼を受け、作品になっていない依頼も含めればかなりの依頼と月日を経ているはずなのに、登場人物たちの年齢が第1巻当時から変わっていないのが不思議。サザエさんやドラえもん、名探偵コナンのようにしたいのかな~。 -
水の迷宮 (クラッシャージョウ)
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なんと、クラッシャー・ジョーのシリーズが復活していました。
安彦画伯のイラストも健在。思わず手にとってしまった・・・
作者のSF的な主義で、これまでは簡単には描かれなかった地球外知性について、痕跡ではありますが描かれていることにもびっくり。隔世の感がありますね。また、人口生命とのからみもあり、重たい課題が内在されていますが、そこはスピード感優先で意図的にさらっと流しています。気づいた人は深堀っていくと結構なテーマが埋まっているので興味深いです。その分、ジョー達の人物としての深みが薄れた感はありますが。
いずれにしても、モダンな感じで再開したシリーズ。どんな風に変わっていくか楽しみです。 -
相変わらずシナリオ的というか、状況説明的な口調。でも、これがクラッシャージョウの世界。