ダイナミックフィギュア(上) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.02
  • (13)
  • (18)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 164
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311117

作品紹介・あらすじ

異星生命体と二足歩行兵器の総力戦。前人未踏領域へ進化したリアルロボットSFの頂点

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 間違いなく傑作。
    緻密な設定、伏線。
    削ぎ落とされ、時に詩的な文体。

    1800枚超の長編ですが、味わい尽くすため、下巻を読み終えてすぐ再読しています。

  • まだ上巻なのでとりあえず。
    気のせいかもしれんけど、SFってちょいちょいキラキラネーム使ってこないかい?ぶっちゃけ読めんのよ、名前。常にルビでもふってくれんか。土筆って、キラキラじゃないかもだけど、漢字検定かよ!インテリか!とね。段々と覚えてきたけど。
    それから高性能機に限定された乗り手、というのは、ゼロ戦で懲りたのではなかったか。もはや戦後ではないということか。まぁでも米帝もトランスフォーマーとか好きだし、やっぱザクよりガンダムってことかね。男のロマン。

  • 夢も希望もない謎の巨大ロボット!動く仕組みは(とりあえず)秘密。条約による制限により、コクピットは脆弱。そして戦う相手は宇宙から攻めてきた異星人の置き土産?ただし殺し方に制限あり。そして、「人類vs宇宙人/宇宙怪獣」と単純化されず、日本が外国と駆け引きしながら条約の制限の中で宇宙怪獣?と戦いながら・・・

  • 要撃準備進行◆要撃開始◆要撃佳境◆要撃一幕

    著者:三島浩司(1969-)

  • レビューは下巻にて

  • 緻密な設定で面白かった

  • 思いがけず出会った一冊。エヴァンゲリオンの構想の着想はこの作者によってもたらされたんだ。エヴァの壮大で難解な世界観はどうしたら産まれたのかって疑問がこの作品で理解できた気がする。

  • ディテールが細かくて面白かった。やっぱりロボットを小説にするのは必然性の理由付けが大変だねー

  • 是非アニメ化して欲しいロボットSFの傑作ですね。
    ただちょっと話が長くて、途中少々飽きてきましたが。上巻ではまだまだ謎だらけですが、下巻で一気に解明されていくんだろうと思うので頑張って読みます。

  • ーーー太陽系外からやってきた謎の渡来体が地球上空に建設した軌道リング・STPF。
    四国剣山に落下したその一部から発生する異星生物<キッカイ>に対抗するべく、 政府が極秘裏に開発した二足歩行兵器。
    だがその強大な力ゆえ、 運用には諸外国の承認が強請されていた。
    日本SF新人賞作家・三島浩司氏による早川書房からの初刊行作は、巨大ロボットSFの可能性を突き詰めた前代未聞の異種格闘戦!

    文章に癖はあるし、用語に馴染めなかったりもあるだろう。粗は探せばまあ出てくる。
    それでも、俺はこの作品が好きだ。

    SFでしばしば扱われる「二足歩行ロボット兵器」の概念
    その概念の必要性•必然性をすべて設定によって補い、戦場を支配させる。この著者はまさに豪腕といった感じ。

    なにより気に入ったのは、リアルロボットの極北を占める設定にあって、スーパーロボットのノリをなお備えていること。もうたまらん。




    覚悟がともなわない行為は、後に魂を残しませんよ。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1969年生まれ。関西大学工学部電子工学科卒業。『ルナOrphan&#039;sTrouble』で第4回日本SF新人賞を受賞し、2003年にデビュー。その他の著書に、『ダイナミックフィギュア』『シオンシステム[完全版]』『ガーメント』『ウルトラマンデュアル』などがある。

「2021年 『クレインファクトリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三島浩司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×