- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150311193
作品紹介・あらすじ
2002年夏、10年前の思い出を元に小説を上梓した作家の美雪は、記憶と現実のくい違いに気づく。1992年秋、絶対に外れない予知夢で最悪の未来を見た霞は……時の4部作、始動。
感想・レビュー・書評
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読み解くのが難解なうえに、大雑把なSFでした。
ええぇっ⁉️
というエンディングが癖になるのでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「SF史上最悪のパラドックス」という触れ込みは間違っていなかったです。
ページを進めるごとに違和感を感じつつも読み進めて、ページを行ったり来たりして人物名を確認して読み進めて、徐々に、徐々に空気が変わってラストは一気読み不可避。
このパターンは予想してなかったです。
卵が先か、鶏が先か、そんなことはどうでもいい。とにかく最後はそうなってしまう。わかってしまう。最悪の辻褄合わせ。えげつないタイムパラドックス。
最後の最後に笑うのは誰なのだろう? -
もう何年も繰り返し読み続けています。
いろんな方の考察やレビューもみました。
妻にも読ませて感想を聞きました。
最近やっと理解してきました。
そんな本です。
難解ですが、スルメみたいな本です。
私が証明しています。 -
2022/01/08
読み進めていくうちにあれ?てようわからんようになってきて,終わりの種明かしでさらにあれ?てようわからんくなった笑笑
タイムリープ、タイムパラドクス系は難しい…
けど、物語自体、読んでるとハラハラというより少しずつゾワゾワと、解らないことへの恐怖が迫ってくる感じがして、2時間半でどんどん読み進めてしまった。勢いがあったなー
なんか、スッキリというよりはかなしい気持ちで読み終わってしまった。 -
時かけを見た後でこれを読むと落差がえぐい
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4部作とは知らずに1冊だけ購入し、次の日に残りの3冊も買いました。
読了後はもやもやしたような気持ちに。
意味がわからないまま読み進めていくと最後に一気に伏線回収されます。「あ!この場面のことを言っていたのか!」とスッキリします。
何度読み返しても面白いと思える本の1つです☺︎ -
2012年4月発行。
わかりにくい話が全体の3/4くらいまで続いて、残りの1/4で状況が明かされるのですが、読みにくく、反則のような筋運びです。
続編とでもいうリビジョンを先に読んでいたので、覚悟して読んだのですが、そちらの方が筋に論理がありました。
こちらは、トリッキーなお話です。
3作めもあるようなのでそれも読んでみます。