天冥の標VIII ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-23)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 495
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311698

作品紹介・あらすじ

ふたたび物語は動き始める──カドムの、アクリラの、イサリの、そして人類の運命は?

感想・レビュー・書評

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  •  4第8巻のPart2。メニー・メニー・シープの文字通り「裏側」が描かれる。カドムとイサリはどうなるのか。また太陽系の人類はどうなっている?

  • 8巻下巻から見たことのない世界へ(今までは壮大な回想かな)。上へ上へと。面白さは衰えません……終着するのかドキドキです。
    コニストン湖のシーン良かった……鯨波乗務員ふたり、人間じゃなかったの?あ、でもだからセレスでの活動を任されてるのかも。
    冒頭のアクリラの章は衝撃でした。カヨちゃん、ミスチフだったの……!攻め滅ぼすことなく拡散していくには?みたいなのを考え始めたミスチフだけど、目覚めたアクリラのほうが力が強かったな。どういう状態なんだろ?
    ここまできてやっと、フェロシアンは人間というのが思い出されました。エランカが長になってたのは必然だったのか。。

    「太陽系は滅んだそうだから、メニー・メニー・シープにいる200万人が最後の地球人類になるかも」って言われたカドムが「全然実感がない」って答えたところ、ラゴスと同じで苦笑しました。
    最中にいるときは何もわからない。7巻の、スカウトがブラックチェンバーに住み着いてからのメニー・メニー・シープ建国もそうでした。

  • SF。シリーズ8作目part2。通して12冊目。
    時系列的に、ようやく1巻の続き。
    カドムとイサリ達の冒険が中心か。
    個人的な印象では、物語の結末への序章、前振り的な一冊だったのではないかと想像。
    スキットル可愛いな。

  • ここまで読んできて、
    いろいろ絡みあってる因縁はどうなっていくのか?
    現状では混沌としていて、楽しみでもあり、
    ちゃんとおさまるのコレ⁈って感じもあったりする。
    何はともあれ、ワクワクはしてるかな〜。
    なんていうか…長編の面白さを楽しんでいるのは間違いないです

  • 改めてスケールの大きさを感ずる。

  • 全10巻全17冊

  • カドムはセレス北極へ、アクリラは図らずもセレス南極へ……

    1巻でみんな死んでしまったのかと思い、そんな終わり方ある!?!?と衝撃を受け続きが気になりすぎて次の巻もその次の巻も読み進めついに8巻。
    主人公格がそんなあっさり死んでるわけないよな!!!
    この物語、広げに広げた大風呂敷を、ついに畳み始めにかかったというところか。

  • PART1ラストからの展開が予想とあまりにも違って驚いた。
    カナ表記だからか、いくつもの意味が込められた“ジャイアント・アーク”に唸る。
    敵味方の読めない展開。カヨの動きが意外だった。
    そして、次巻へのワクワク!楽しみ。

    イサリとアケボシのエピソードはいつも微笑ましさを与えてくれる。

  • 1巻の続きのストーリーが、色んな過去を踏まえさせつつようやく進む。
    イサリがカドムと通じ合って、人肌と触れ合えて良かったね。という感じ。
    カヨ…結構好きなキャラだったのに敵側だったのね。
    アクリラはパワーアップして帰ってくる!オムニフロラが真の敵だと知って。
    エランカは新政府大統領として頑張っております。残らされた人類は生き延びようと懸命です。

    どうまとめるのか楽しみ!

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000871482

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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