マルドゥック・アノニマス 1 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.04
  • (29)
  • (48)
  • (23)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 477
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312237

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018/8 2冊目(2018年通算115冊目)。悩める万能便利道具(ユニバーサルアイテム)ネズミウフコックを主人公としたシリーズ。いきなり〇〇〇〇室から始まる暗いオープニング、万国ビックリ人間大賞みたいなクインテットの存在とそれをめぐる事件の行方、そして〇〇を決意したウフコックの運命やいかに?。クインテットの存在が攻略不能なラスボス感があっていい。物語はどう進んでいくのか?。続きも読んでいきたいと思う。

  • マイベスト小説はでマルドゥック・スクランブルです。あのカジノシーンは感動でした。ベロシティはバイオレンス寄りというかヒーロー物?的でそれはそれで楽しめましたが。時は流れて久しぶりのマルドゥック。多彩な能力者がてんこ盛りで面白いんだけど。。。というのが1巻目の感想でした。

  • 風太郎忍法帖を超えて欲しいね

  • 既にウフコックの終わりを前提としているせいか、とにかく重い雰囲気が漂っている。
    何らかの救いがあればと思いながら読む。

  • 様々な能力者や、オフィスのイケメンメンバーが登場するなど
    映像化が非常に望まれる

  • 2016 11 5

  • マルドゥックシリーズ。
    いろいろと思い出すのに時間がかかった。

  • 面白いが、俺はヴェロシティのノワール感が超好きだったので残念。しかし次巻以降もっとノワールでハードボイルドになる可能性はありそう。ハンターハンター幻影旅団篇、ジョジョ5部の影がちらつく。

  • まだ最初なので、全容が分からないまま語るのはどうかと思うが、また、テーマそのものにかかわる話なのだろうと推測するも、あまりに安易に禁断の科学による異能者が登場し、無意味に戦うシーンが多く、前作までの有用性の証明とか、戦争犯罪とかの必然性が乏しい点で迫力が少ないと思われる。ハンターという敵役がいるものの、カトルカールの様な圧倒的な恐怖を伴うものになっていないので、まだまだこれからということで続編を期待したい。

  • もはやアノニマスは刊行されないのではないかと覚悟していたところすらあったので、またウフコックに会えて本当にうれしい。暗い予感が全編にただよっており、バロットが死へと突き進む彼の光になってくれるよう、祈るばかりだ。

全30件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冲方丁の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
高野 和明
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×