南海に祖国の旗を (ハヤカワ文庫 NV 306 海の勇士ボライソー・シリーズ 5)
- 早川書房 (1983年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150403065
感想・レビュー・書評
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海軍本部でフリゲ-ト艦アンデイ-ン号の艦長を任命されたボライソ-は27歳と半年。トマス・ヘリックが副長でキ-ンがまだ士官候補生だったころ。スペイン艦ネルビオン号とともにマドラスを目指して出帆するが、行く手にはフランスと結託した残酷な海賊が待っていた。幾多の危機を乗り越え任務を全うする若き日のボライソ-艦長。英国政府官僚レイモンドの妻との不倫あり、候補生だったころのコンウエイ元艦長との再会、フランスフリゲート艦アルゴス号のル・ショマレとの対決。実に盛沢山のアクションが読ませる。この感動、この興奮。味わいたい方はぜひ読まれんことを願ってやまない。
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海の勇士ボライソーシリーズ5巻
海洋冒険シリーズが好きなら一度は読むべきだ -
実は昔から海とか船とか好きです。海上に出て潮風に吹かれると血が騒ぐたちで(笑)。男に生まれてたら船乗りになりたかったぞ。いわゆる海洋冒険小説というジャンルで最初にあげられるのは「ホーンブロワー・シリーズ」で、その次はこの「ボライソー・シリーズ」ということになるんだろうけど、わたし的にはちょっとシニカルなホーンブロワーより熱血ロマンチストのボライソーのほうが好きなわけで……シリーズの中ではこの巻がいちばん好きかな。
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ボライソーシリーズ 5巻。