- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150404093
感想・レビュー・書評
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世界的有名ピアニストの裏の顔は正体不明の暗殺者だった。
その彼が逃走中に誤って少女を轢き殺してしまった。娘を轢き逃げされた父親は引退した英国陸軍大佐だった。彼は復讐の為、暗殺者を追う。
男と男の対決に女性との三角関係も絡めて描かれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
約30年ぶりに再読。
各国治安当局が〈クレタン・ラヴァー〉と呼ぶ謎の暗殺者。その正体は世界的名ピアニスト、ジョン・ミカリだった。紳士の仮面の下に狼の顔を隠し、彼は執拗な捜査の手を常に逃がれてきた。しかし逃走中に誤って少女を轢き殺したとき、彼は危険な男を敵に回したことを知る。少女は英国パラシュート連隊の勇士、エイサ・モーガン大佐の娘だったのだ。モーガンは娘の復讐を誓い、〈クレタン・ラヴァー〉の足跡を追って激動の北アイルランドへひとり潜入した!過激化する現代のテロリズムをテーマに、ヒギンズが新境地を拓いた傑作冒険サスペンス。
ファーガスン准将率いる「グルーブ・フォア」は、ひょっとしてこの作品で初登場なのか。すっかり忘れておりました。追記・二作目でした。そうすると一作目は? -
グループ・フォアシリーズ第二作。まだトニー・ヴィリアーズやハリー・フォックス補佐官は出てきませんが、チャールズ・ファーガスン准将が正式に登場。一人の女性を巡り、エイサ・モーガン大佐と暗殺者という裏の顔を持つピアニスト、ジョン・ミカリが火花を散らす。傭兵、暗殺者、そしてピアニストというミカリというキャラは魅力的です。
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〈クレタン・ラヴァー〉と呼ぶ謎の暗殺者の正体は世界的名ピアニスト、ジョン・ミカリ。しかし逃走中に誤って少女を轢き殺した事から彼は… ジャック・ヒギンズはどちらかというと、男対男の渋い作品が好みだったりします。