オズへつづく道 (ハヤカワ文庫 NV 421 オズ・シリーズ)

  • 早川書房
3.18
  • (0)
  • (6)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150404215

作品紹介・あらすじ

ひげモジャで、ボロボロの服を着た男モジャボロに道を教えようとして、ドロシーと愛犬トトは奇妙な世界に迷いこんでしまった。間のぬけた少年ボタン・ブライト、美しい虹の娘ポリクローム、気取ったキツネの王様や、知ったかぶりのロバたち-見知らぬ場所でドロシーたちは、不思議な人物や生きものに次々とめぐり会う。そして、顔が二つもある怪物と闘った末、たどり着いた先がなつかしい妖精の国オズ。そこではちょうど、オズマ姫の誕生パーティが盛大に開かれようとしていた…。世界中で読み継がれるファンタジイの名作シリーズ第10弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ●ライマン・フランク・ボーム

    4-15-040421-6

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 950.初、カバスレ、帯なし。
    2009.12/11.伊勢BF。

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第5作目。
    (早川書房ではシリーズ第10弾として出版されています)

    ヒゲもじゃでボロボロの服を着た男、モジャボロに道を尋ねられたドロシー。分かれ道まで道案内をするが、そこはいつもと違う、奇妙な道となっていた。家に戻る道も分からなくなってしまったドロシーは、モジャボロと一緒に1つの道を進む。その先では、様々な冒険が待ち構えていた…。

    様々な種族と交流しながら道を探していくというだけで特に盛り上がる所も無く、淡々としたお話でした。
    ただ、後のシリーズでも関わってくるキャラが作品内で初登場しています。
    愛の磁石を持つボジャボロ、間の抜けた迷子の少年ボタン・ブライト、虹の娘ポリクローム。
    あとオズマ姫に招かれた人達では、ボームが別の小説で創作した、オズ以外の国々のキャラクターも登場しています。結構マニア向けな1冊かも。

  • <内容>ひげモジャで、ぼろぼろの服を着た男モジャボロに道を教えようとして、ドロシーと愛犬トトは不思議な世界に迷い込んだ。迷子の少年ボタン・ブライト、虹の娘ポリクローム、気取ったキツネの王様や、知ったかぶりのロバたち。不思議な人物や生き物に次々巡り合いながら、やがて一行はオズの国へとたどり着く。そこでは、オズマ姫の誕生パーティーが、盛大に開かれようとしていた・・・。シリーズ第10弾。

  • <b>(内容)</b>
    男に道を尋ねられたドロシーは分かれ道まで道案内をしてやるが、そこはなぜかいつもの分かれ道ではなかった。家に戻る道もわからなくなったドロシーは男といっしょに1本の道をたどる。その道はおとぎの国へとつながっており、ドロシーはその男モジャボロといっしょにまたさまざまな冒険をする。

    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    ハヤカワ文庫ではシリーズ第10弾として発行されました。相変わらず風変わりでユニークな民族や人々を訪ね、それはそれなりに楽しめますが、お話としてはたいして盛り上がるところはありません。道に迷ってふらふらさまよっているうちにあららオズに着いちゃったって感じです。でもシリーズの準レギュラー陣が何人も初登場するので、それを楽しみに読むのも一つの手かも。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ライマン・フランク・ボームの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×