オズのリンキティンク (ハヤカワ文庫 NV 485 オズ・シリーズ)

  • 早川書房
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本棚登録 : 64
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150404857

作品紹介・あらすじ

凶暴な北の国の軍隊に攻め込まれ、平和で美しいピンガリー島は、一瞬のうちに滅ぼされてしまった。宮殿は壊され、島の王さまと王妃、それに島民も全員連れ去られた。ところが、かしこいインガ王子が危ういところで逃げのびて、勇敢にも両親と島民を救い出す決意をする。彼の守り神は、不思議な魔力を持つ三つの真珠。たまたま遊びにきていた陽気なリンキティンク王と、へそまがりのヤギも仲間に加わった。北の国めざして進む一行は、やがて危機また危機の大冒険を繰りひろげる!ノーム王とドロシーも登場する楽しさいっぱいのシリーズ第11弾。

感想・レビュー・書評

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  • ●ライマン・フランク・ボーム
    4-15-040485-2

  • 定番のオズシリーズとはちょっと異なるものらしいだけに、面白く読めました。しかし結末はおきまりのパターンなので、大人としてはちょっと物足りない気も・・・。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第10作目。
    (早川書房ではシリーズ第11弾として出版されています)

  • <内容>狂暴な北の国の軍隊に攻め込まれ、平和で美しいピンガリー島は滅ぼされてしまった。ただひとり逃げのびた賢いインガ王子は、勇敢にも連れ去られた両親と島民を救い出す決意をする。彼の守り神は、不思議な魔力を持つ三つの真珠。隣国の陽気な王様リンキティンクと、彼のへそ曲がりなヤギとともに、彼らは北の国へ・・・。ノーム王、ドロシーも登場する、シリーズ第11弾。

  • <b>(内容)</b>
    立派な真珠の採れるピンガリー島の住人は北のレゴス・コレゴスの脅威に怯えながらも豊かな生活を送っていた。隣国のリンキティンクから王がヤギを1頭連れてやってくる。歓迎するピンガリーのキチカット王。ちょうどその翌日、北からの戦士達がついに攻めて来た。圧倒的な北の戦士達の強さ。
    ピンガリーの運命はいかに?インガ王子はピンガリーを守れるのか?リンキティンク王はどうなる?
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    既訳のお話の中でこれだけちょっと毛色の変わった作品。おなじみの面々はほとんどでてきません。でも面白いです。絶望的な状況が次々に襲ってくるのですが、めげずにがんばるインガ王子。ピンガリーの将来は安泰ですね。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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