バハマ・クライシス (ハヤカワ文庫 NV ハ 1-15)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150405946

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  • バハマを舞台にしたテロ。リゾート責任者のマンガンが、家族を失う。カニンガム家との関係も気になる。ストーリー展開が早く、飽きずに読み進められた。

  • バグリイは59歳で急逝してしまったのでラスト前作品(13作目)も晩年の作とは言い難い。内容も初期作品のような派手さはないが、ジックリ読めば読む程、良さが分かる。英国〜米国〜バハマと一族が渡り移住して来て、男子が生まれずらい家系の直系では最後の男子が主人公。ホテルを初めとした観光業でバハマを盛り立てようと奮闘する立身出世物語のようでもある。謎の事件により妻子を失った後、テキサスの富豪とビジネス協定を結び、一族の娘と再婚、しかし新妻を誘拐され自身も誘拐され、もう殺されるしかない状況、脱出を図るが絶対絶命、偶然に助けられ生き延びる、この辺の緊迫感は尋常ではない。最後は誘拐犯を捕まえ(死んでしまう)、誘拐犯がと在る国の国際的野望によるテロリストである事も判明し、事件は解決します。途中には、ホテルに仕掛けられるバイオ攻撃(伝染病)を耐え、ホテル営業を死守するビジネス物語的ところもあり、13作目でも衰えなど無く、非常に良い出来栄えでした。

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