危うし、わが祖国 (ハヤカワ文庫 NV ケ 1-14 海の勇士/ボライソー・シリーズ 14)
- 早川書房 (1993年10月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150407117
感想・レビュー・書評
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前作『提督ボライソーの初陣』から引き続き、の感じが強い1巻。今回は提督副長で、いいとこぼんぼんだったブラウンが一気に男を上げています。ホーンブロワーの時代からのお約束のような主人公の危機もあります。
ブラウンだけでなく、前作、前々作くらいから、妙に「部下の成長」が目立って、逆に「ボライソー、提督になってもそんなことしてていいの?」と突っ込みたくなる事しきり。でも主人公のそういう場面がないと盛り上がらないからしかたないか。
それから、ターニングポイントっぽい感じを出したいのか、この巻ではやたらと振り返りのシーンが多いです。
ところで、フランスのあの通信手段、よっぽどイギリスには脅威、かつ印象的だったんでしょうね。ラミジなんかもたしか破壊工作に出ていたような。一方、フランスは戦後も活用していたのかな? モンテ・クリスト伯でエドモン・ダンテスがあれを使って宿敵を経済的に追いつめるシーンがあったはず。
ちょっと余談でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海の勇士ボライソーシリーズ14巻
海洋冒険シリーズが好きなら一度は読むべきだ
コメント
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ボライソーシリーズ 14巻。
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