オズのグリンダ (ハヤカワ文庫 NV ホ 1-14)

  • 早川書房
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本棚登録 : 57
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150407339

作品紹介・あらすじ

平らな山の上にあるフラットヘッド族の国と、湖のなかの島にあるスキーザー族の国。この二つの国の争いをおさめに、オズマ姫とドロシーは出発した。ところが、スキーザーの国の高慢ちきな女王につかまって、二人は湖の底に閉じこめられてしまった。それを知ったグリンダは、オズの魔法使い、かかしたちといっしょに助けにいくが…。オールスター・キャストで贈る、ファンタジイの名作オズ・シリーズ完結篇。

感想・レビュー・書評

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  • 買いそびれて何十年、諦めていたオズシリーズ最終巻が、ひょんなことで入手できました。オズの国の端っこに、よからぬ権勢欲を持つ連中がいて、そこへ行く道々知られざる住人たちと出会い、ラストはめでたしめでたし。いいパターンですね。著者の没後も、愛読者に書き継がれているというのはさすが…。

  • とても政治的…な匂いのする作品。
    おとぎ話ではない。
    頭いいキャラが活躍なさいます。
    グリンダはタイトルになってるくせに活躍してないよな。

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第14作目。

  • <内容>平らな山の上にあるフラットヘッド族の国と、湖のなかの島にあるスキーザー族の国。この二つの国の争いをおさめに、オズマ姫とドロシーは出発した。ところが、スキーザーの国の高慢ちきな女王につかまって、二人は湖の底に閉じこめられてしまった。それを知った〈よい魔女〉グリンダは、オズの魔法使い、かかしたちといっしょに助けにいくが…。オールスター・キャストで贈る、名作オズ・シリーズ第14弾・完結篇。

  • 小学生の時、親にねだってオズシリーズを全14冊買ってもらった。あれから10数年経つけど、いまだに本棚の一角を占めている。子供生まれたら読ませたい。予定ないけど。

  • <b>(内容)</b>
    グリンダの<魔法の本>にギリキンの国のスキーザー一族とフラットヘッド一族が戦争をはじめようとしていると書かれたのを読んだオズマは、オズの支配者として争いをやめさせようと、ドロシーと共にギリキンに向かう。しかしどちらの一族も素直にオズマに従おうとはしなかった。戦いは始まり、その最中、オズマとドロシーはピンチに!二人を助けようとグリンダも現場に向かうが、手が出せない。
    誰が二人の窮地を救えるのか?スキーザーとフラットヘッドは和解できるのか?オズマの支配を受け入れるのか?
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    ハヤカワ文庫のシリーズ最終巻。「完結編」なんて背表紙に書いてあったから、何か大きな出来事が起こるのか?とどきどきして読みました。でもボーム自身は別にこれを最終巻にするつもりはなかったんですよね、病に倒れなければ。というわけで、特に大団円となるわけでもなく、物語はいつもの調子で続き、いつもの調子で終わります。ちょっと拍子抜け。話は面白かった。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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