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- Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150408459
感想・レビュー・書評
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ベルリンの壁が破られた直後に著された(1990年)スパイ小説の大御所ル・カレの冷戦訣別の書。
冷戦時代を回想しながら、“我々”が闘ってきた者の正体が浮かび上がり、それが新たなる“敵”への存在を予感させる。
その後、更なる至高を目指す“巨人”のエポック的作品。
刊行から20年を経て読むとその深さと慧眼の鋭さに、戦慄を禁じえない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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