ナイト・マネジャー〔下〕 (ハヤカワ文庫NV)

著者 : ジョン・ル・カレ 村上博基

• 早川書房 (2016年1月15日発売)

感想・レビュー・書評

[hiddieさんの感想 · 2018年6月17日]

あっけないラスト。ローパーが懲らしめられる最期が見たかった。

[10fumiko24さんの感想 · 2017年5月17日]

10年以上前に読んだきりだったからほとんど忘れていた。改めてル・カレはロマンチストだなと思う。主人公ジョナサンのソフィーやジェドへの傾倒ぶりは、作者らしいなと感じた。それよりもイギリス新エージェンシーの一員で、作戦の指揮を執るバーや同僚のルクや上司のグドヒューたちが、他の情報部と権力闘争をして敗れていく過程が非常に面白い。自らの権力のために潜入エージェントを平気で見殺しにする官僚たちは、「悪党」と非難されるローパーよりよほど恐ろしい。最後のあっけない終わり方もル・カレらしい。

[minneさんの感想 · 2016年9月2日]

話の流れは理解できるけど、具体的に誰が何をしてどうなったかということは理解できてない。細部の確認よりもこの先どうなるのかが気になるので、細かいところは読み飛ばしてしまった。人がたくさんでてくるので名前と役職がややこしい。
また読みなおそう。
それに『ティンカーテイラーソルジャースパイ』のときも思ったけど、「高級官僚」と「情報機関の長」とかの関係も？
もっとたくさん読まなきゃなあ。

[masayakuroiwaさんの感想 · 2014年10月4日]

2014/10/4