- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150411121
感想・レビュー・書評
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ミステリ風、エンタメ感があって、その分は楽しめた。
けど、男くささが少し足りない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
81年に書かれたものだけあって、冷戦時代の緊迫感が面白かった。
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予想より通俗的。
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『新・スパイ冒険小説ハンドブック』を読んで、未だにこの本が推薦されていたことから、手に取った。たしかに面白かった。
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思いっきり騙された。もう一度読みたくなりました。
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諜報機関に潜り込んだモールを扱ったものとして著名なだけあり素人娘逃亡劇と恋愛沙汰に加え結構な捻りを用意する良作。但し同趣旨の『消されかけた男』の衝撃には遥かに及ばず。
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うーん、面白い。エピソードが数珠繋ぎみたいな小説でした。ひとつの問題や事件が起き、それが解決され処理されると、新たな謎や問題、事件が起こる。そしてまた、解決され処理されて、新たなことが起こる。これは、なかなかできないことなんですよねえ。謎や問題を提示すると、それが解決されないまま、次のシーンに移ってしまう作品が多いのですが、これは読者にとって未消化ものとして残ってしまい、次のエピソードに移るのが煩わしくなってしまうのです。それが、本作品ではうまくストーリーとして消化されて繋がっているから、次々に先を読まされてしまいます。
そして、オドロキのラストシーン。ちょっと、その設定には無理があるんじゃない、なんて思ってしまいましたが、冷戦下のCIAとKGBは本当に訳のわからない、袋小路に陥っているような情報戦をしていたようですからね。やはり傑作ということで、☆☆☆☆★です。 -
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