ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ (ハヤカワ文庫 NV ル 1-21)

  • 早川書房
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本棚登録 : 138
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (582ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150411183

感想・レビュー・書評

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  • 長かった。
    意地で読んだ感じ。
    やっと読み終えたが、この手の本は意地で読むものではないと思った。

  • 2007/3/20 作家の打海さんと評論家の池上さんから勧められて、ようやく読んだスパイ小説の傑作中の傑作。

    正直言うと、読み始めてしばらく苦痛でした。場面は飛ぶし、誰の心理なのか、状況描写なのか、ましてや現実なのかも分かりにくい文章。

    僕にしては、珍しくゆっくりゆっくり読んでいったため読み終えるまでに非常に時間がかかりましたが、これが、ラスト近く、物語が収斂していくに従って、どんどんどんどん圧倒されてきて、最後は興奮のうちに読み終えました。

    これまでの僕であれば、途中で躓くとそこで読むのを止めてしまうのですが、今回は最後まで読み終えて本当に良かったです。古典(というと語弊があるかもしれませんが、)的な小説を読むコツみたいのが、ようやく分かった気がしました。

    読み終えた直後に、もう一度最初から読み直したい!と痛烈に思った珍しい1冊でした。

    この本は『スクールボーイ閣下』、『スマイリーと仲間たち』と繋がって行くので、続刊もぜひ読んでみたいと思いました。

  • 英国諜報部“サーカス”の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。引退生活から呼び戻された元諜報部員スマイリーは、困難な任務を託された。この二重スパイは彼のかつての仇敵、ソ連諜報部のカーラに操られているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫っていく。やがて明かされる意外な裏切者の正体とは?スマイリーとカーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。

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