テンプル騎士団の古文書 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV ク 20-2)

  • 早川書房
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150411916

感想・レビュー・書評

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  • 美術館襲撃と連続殺人事件の捜査をFBIが進める中、テスは美術館襲撃の首謀者によって囚われの身となった。首謀者は意外な人物で、テンプル騎士団の秘宝を記した古文書を解読するため、暗号機を奪ったのだった。からくも逃げ延びたテスは、FBI特別捜査官とともに秘宝を追ってトルコに向かう。だが、美術館襲撃の首謀者と巨大な勢力が追ってきた!中世と現代を結ぶ大いなる謎。知的興奮を呼び起こす冒険サスペンス巨篇。
    原題:The last Templar
    (2005年)

  • なんだかスッキリしない終わりかただったかな。

  • 2016/10/5

  • 少々中弛みする感じはあるが、全体的には楽しんで読める。
    謎の解決に対し、少々都合良い部分があるのは否めない。
    好奇心旺盛な考古学者テスと、厳格でありながら人間性を感じさせるFBI捜査官ライリーは、とても良いコンビだ。

  • テンプル騎士団の暗号を解読 そこにあるはずのものを巡って各勢力が衝突 教会の知る真実とは? ヴァンスの野望は? テスとライリーの急接近 キリストの残した○○ 終わり方に納得出来なかったが全体的には満足 聖書を巡る論争の部分が好き 主人公のテスが好きになれなかった

  • 前半はどことなく『ダ・ヴィンチ・コード』のような感じだったのが、後半になると急にアクション色が強くなる。

    それにしても、このヒロインの自分勝手な行動には驚かされる。
    それを許しつつ、いつも助けてくれるヒーロー、ライリーって…。

  • あらすじは上巻同様。

    読み終わった感想は残念。
    あそこまでストーリーを広げているのに、変わったのは二人の気持ちだけというのは、なんとも寂しい。

    ライリーが最後までテスに振り回されている。

  • ナザレのヨシュアの日記があった?という設定で、ヴァチカンとキリスト教会に絶望した考古学者が奪い合うところに、FBI捜査官と女性考古学者が横取りするというアクション巨編なのですが…

    最後の十字軍と現代のアクションが錯綜するのは、とてもワクワクしました。

    が、肝心のナザレのヨシュアの日記までは創作できなかったようで、ちょっとガッカリしました。

  • 下巻は少々尻すぼみ。映画っぽさが満載です。

    それよりも、キリスト教の聖書は大げさに書かれている(真実を書いているわけではない)ということに衝撃を受ける登場人物がでてくるがそれに驚いた。これが普通のクリスチャンの反応ということだろうか?

    中高6年プロテスタントの学校に通い、毎朝礼拝があって、毎朝聖書の1節に触れてきたけれども、内容が宗教としての宣伝装置とくらいに思っていたし、まさか真実こういうことがあったなどと考えたことがなかった。
    イエス・キリストは神の子でも精霊でもなく、単なる人間で、マグダラのマリアと結婚していて、子孫もいる。もちろん、母親のマリアは処女懐妊などしておらず、イエスの死後は復活もしない。

    事実として多くのクリスチャンにも受け入れられている一方、倫理のために宗教として生き残っているのだと思っていた。

    それが違うとなると・・・
    やはり日本人の 建前と本音 を使い分ける能力って日本人ならではなの??

    私の日本人観はイザヤ・ベンダサンの「日本人とユダヤ人」がベースだけれど、「日本教」の頂点の天皇が、戦後 現人神宣言をしたとき、日本人はどう反応したのだろう・・・
    たいていの人は天皇は人間だと知っていたけど、違うフリをあえて否定しなかっただけだと思っていたけど。。案外反応あったのかな。知りたくなりました。

    May 2011

  • 2010.09.12(日) 読破

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