- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150412470
作品紹介・あらすじ
リューシー警部補が追う謎の短篇映画を葬り去るためには殺人をも辞さない何者かがいた。脳髄と眼球を抜き取る殺人鬼の秘密を探るべくエジプトに飛んだシャルコ警視も、思わぬ危地に陥った。だが二人がたどる細い糸は、やがて重なり、思いもよらぬ構図を描いてゆく。映画に隠され、歴史の闇に埋没した、恐るべき秘密。それが21世紀の世界によみがえるのか?現代フレンチ・サスペンスの鬼才が満を持して放つスリラー巨篇。
感想・レビュー・書評
-
一気に読み終わった…。
最後はとても切ない(次巻をすでに読んでいるだけに)
こんなに愛や活力に満ちていた人が、次作ではあれかと思うとつらいものがある。
ティリエさんサドだ…←
途中、小休憩をはさんだときうたたねをしたのですが、
夢でもリューシーとシャルコが走り回っていました。
夢に出てくるほど続きが気になる小説に出会ったのは、初めてかもしれません(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リューシー警部補とシャルコ警視の追うそれぞれの事件はやがて重なり、映画に隠され歴史の闇に埋没した恐るべき秘密が明らかに…。濃密で巧みな物語運びが最後まで読ませるわー。とりあえず殺伐で息苦しくて誰も救われないのね…
-
観る者を失明させるという、奇妙な映画に隠された秘密。
どんなオカルト的な展開が待ち受けているのかと思いましたが、
なるほど~そういう展開でしたか。予想外でした!!
猟奇的な殺人事件との関連性が見え始めた頃から、
俄然ストーリーのスピード感がUPし、面白くなりました。
何を書いてもネタバレになりそうで、レビューが難しいです(笑)
生きたまま………とか、想像したくないシーンが多々あり、
グロが苦手には人にはあまりオススメできません。
それにしてもあのエピローグ!続きが気になるんですけど~~>< -
上巻参照