世界受容 (ハヤカワ文庫NV)

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制作 : Jeff VanderMeer  酒井 昭伸 
  • 早川書房 (2015年1月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150413279

世界受容 (ハヤカワ文庫NV)の感想・レビュー・書評

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  • サザーン・リーチ三部作の第三作、完結となります。
    エリアXに抗いようのなくなった登場人物、〝コントロール〟〝生物学者(ゴースト・バード)〟〝グレイス〟に加えて、過去の重要人物〝前局長グロリア〟〝灯台守ソール〟など…多彩な人物に焦点が当てられおり、特定の主人公は存在しません。
    又、時間も散在しており、過去・現在・未来がそれぞれ干渉し合う形で本書は構成されています。
    第一作から本書まで読了しました。
    エリアXやサザーン・リーチ等組織の存在意義、各人の思惑や真実が語られぬまま、物語は終わってしまいました。
    個人的には、作品として不完全な印象を受ける一冊となりました。
    もしも続編が作られるならば、補完を期待します。

  • 面白いんだけど、結局わからずのまま終わるんかい。何も解決しない、何もわからないまま。ソールに起きたあれが何なのか。しかし明らかにしてしまえば物語は陳腐になってしまうかなあ。

  • ううーん…。一気読みしないと全く判らなかったというか、しても判らなかったというか。
    不条理物いうのかな。「え?ここで終わり?」とすっきりしない感がもの凄いです。個人的にはいやだからエリアXの怖さってなに?という最初の疑問に戻ってしまいました。これシリーズ続くんですかね…。
    シリーズ1作目の全滅領域が合わなかったら、無理して読まなくてもいいかもという気がします。うーん!

  • 「全滅領域」「監視機構」に続く三作目。ゴーストバード、全局長、コントロール等視点が入れ替わって語られるが、前作のようにえんえんと精神不安定な視点で語られるよりは読みやすい。すっきり全てが分かるような終わり方ではないが、ところどころ理解できる心情があったり、独特な語り口に引き込まれるし、一気読みだった。世界を受容することについて綴られる手紙が印象深い。

  • 〈サザーン・リーチ〉3部作の第3部……ということで完結編。
    第2部を読み終えたあと、どういうオチをつけるのかと色々考えてから読み進めていたが、概ね予想通りだった。まぁ、このネタならこういうオチをつけるしか無いよなぁ、という感じ。
    第1部、第2部とは異なり、視点と時系列が入れ替わり、語り手も各々異なるのはミステリでよくある構成で、既刊での謎はここで概ね解決される。が、全て解決したのかと言われるとそれはちょっと違っていて、読後感は逆に不穏。そういったところが『バラードっぽい』『ディストピアSFに通じる』という評価の一因になっているのかな。ただ、ラスト自体は割合に希望があるんじゃなかろうか。そういう意味ではバラードとは一線を画している。

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