ブラックホーク・ダウン 下: アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫 NF 265)

  • 早川書房
3.86
  • (17)
  • (16)
  • (25)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 211
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150502652

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ソマリアでアメリカ軍が現地の民兵達に苦戦した様子を、細かい聞き取りなどによって再現したルポタージュ。きちんと丁寧に聞き取ったことを文章にしているので非常にリアルなのだが、ただ全体的な流れはわかりにくい。非常に評価は高いようだが、せっかくだからもう少し読み物として楽しく再構成してくれるとよかった。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(立花隆選)138
    軍事

  • 事態がどんどん悪化する。敵地に釘付けになり、救援を待って夜を過ごす兵士たちの不安、無事に帰ってきた後のさまざまな反応には目頭が熱くなる。取材の困難さについて触れたエピローグも必読だろう。

  • 上巻に同じ。

  • アメリカがなかったことにしたい秘密作戦だが、それでは犠牲になった兵士があまりにも報われない。映画での戦闘シーンはインパクトがあったが、文字で読むとじわじわと怖い。

  • 2010 8/28読了。書泉ブックタワーで購入。
    『カラシニコフ』でソマリアについての記述を読んでから気になっており、いくつか書店を回って探してやっと見つけたので買った。
    映画は未観賞だが、解説によればおすすめらしいのでいつか見たい。
    ブラックホークが撃墜されてからの、延々と続く詳細な戦闘描写。
    どれだけ取材したのかと軽く引くほどの人数の兵士、あるいはソマリ人の心象や背景まで含んだ記述に目が離せなくなった。
    戦闘への参加を望んで、楽しみにすらしていた兵士たちが変わっていく様子、自分や友人が傷つけられ死んでいく怒りを敵にぶつけていく姿に共感しそうになる一方で、はるかに多く、安く命が失われていくソマリ人の描写が間に挟まれる。
    人質になった友軍を取り戻すためなら再び戦場に戻る覚悟を決める(それは発揮されなかったわけだが)レインジャーとデルタを格好いいとも思い、「N・S・D・Q」をあの場面で言える誇り高さに敬意を覚えそうにもなるけど、それが数百のソマリ人の命を奪ったものでもあるのなら、さて、こいつはいったい何なのだろう、とかなんとか。
    最初は単に最新鋭の装備を持った米軍がソマリアで苦戦した、という大枠だけ聞いて興味を持って手に取ったんだけど、全く予期しなかった読後感を得た。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ハイテク装備のブラックホーク・ヘリ2機の墜落は、タスク・フォースの兵士たちに大きな動揺をもたらした。救援のための車輌部隊も混乱をきたし、増え続ける負傷者の後送は困難をきわめる。刻々と事態は悪化し、水や食料、弾薬の不足に苦しむ彼らは絶対数で勝る敵に追いつめられてゆく…一昼夜におよぶ緊迫した局地戦の全貌を抜群の構成力と映像的な筆致で描破し、全米大ベストセラーとなった話題作。

  • 上巻の続き。二機目のブラックホークが市外でも最悪の場所に墜落。
    乗員達を保護するため絶望的な第二墜落地点に、たった二人で降り戦死したデルタフォース隊員、
    ランディ・シュガート、ゲイリー・ゴードン軍曹。墜落現場で捕虜となったマイク・ディユラント。
    出血多量で死んだジェイミー・スミス伍長。市外に取り残された部隊が救出され、戦死者の遺族など
    の後日談が書かれている。また、アメリカ側の視点だけではなく、ソマリア人、民兵側からの視点
    でもしっかりと証言を取り上げている。

  • ソマリアで行われた軍事行動の記録、その下巻。

  • 映画化もされています。
    地上戦は凄惨です。

全12件中 1 - 10件を表示

マーク・ボウデンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×