博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)

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制作 : Simon Winchester  鈴木 主税 
  • 早川書房 (2006年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150503062

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博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)の感想・レビュー・書評

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  • 世界で最も偉大な辞典の一つであるオックスフォード英語大辞典の編纂をするにあたり殺人を犯し、精神病を患う博士を中心としたノンフィクション。しっかりした辞書が存在しなかった時代、それを0から作り上げる人々の個性的な方々が描かれる。

  • お友達に教えてもらった本。たいへんわくわくしました。

  • 【読んだきっかけ】本屋で見つけて内容が面白そうだったので。
    【内容】世界最大・最高の辞書『オックスフォード英語大辞典』編纂事業にまつわるノンフィクション。
    【感想】主人公のひとりは独学で言語学界の第一人者になったマレー博士、もうひとりは精神異常者マイナー博士。もうこの設定だけで面白い。
    マレー博士は何度も挫折しながら苦学を続け、ついに辞典編纂に携わることになる。マイナー博士は南北戦争に従軍した際精神を病み、事件を起こして以後精神病院に入る。マレー博士は広く文献閲読者を募ったが、その中に極めて優れた仕事を迅速に送り続けてくる人物がいることに気づく。だがそれがどんな人物なのかわからない…。

    辞典編纂がどんな意味を持ち、どれほど大変な事業なのか、この小説を読むとすこし分かる気がします。
    現代はWikipediaのような集合知の時代かもしれないけれど、その根幹にはこれまでの偉大な知の集積があるし、今後もこの価値が減じることはないだろうな、そんなことを考えました。良い本です。

  • どのような性質の人であっても力を発揮できる分野があるということで、ある種マネジメントとして感じるところのある本。
    治療を受けていたら力を発揮できなかったろう可能性も、異常と異能の違い。
    つかみが良いので、本エピソードに関する事実関係を知らなければそのまま読み始めた方が面白い。

  • 久々に本を読んだ

  • オックスフォード英語辞典というものがあって、英語にはこういう凄い辞書があっていいなぁ~、日本語にもあれば良いのにとずっと思ってました。これはそのオックスフォード英語辞典の編集者とそのちょっと変わった寄稿者にお話。細かい感想は省くけどオックスフォード英語辞典がボランティアによる貢献を最初から計算に入れて作られる有様は今のオープンソースソフトウェアのやり方ととても似てて、ある意味先祖とも言えるんじゃないかな。

  • 完成までに70年。史上最高の辞書OEDの完成に関わった二人の天才の話。
    純粋で博学、しかし異常性欲を抑えられない”狂人”が愛しくなる。

  • なかなかに陰鬱な話であった。だが、読んで良かったと思った。

  • OEDが出来上がるまでの秘話。特に統合失調症で殺人を犯し、精神病院に収容されていたマイナー博士の人生にはいろいろ考えさせられた。
    もし彼が人を殺さなければ、もし病院で過ごさなければ、OEDにここまで深くかかわることはなかっただろう。
    発病しなければ優秀な医者として働き、OEDにかかわる暇はなく、無名のまま(しかし幸せに)死んでいったかもしれない。
    こういう運命の皮肉はたくさんあるのだ。多分私たちの人生においても。
    辞書というものがそもそも「ない」状態からどうやって作るか、辞書と植民地支配の関係、南北戦争の実態など初めて知ることも多かった。
    ドラマチックな内容だが、決して筆を走らせず、資料から分かることを膨らませ過ぎない著者の書き方にも好感をもった。

  • 一気に読み終わった。
    とある偶然があって、主人公の遺品が手元にある。こんな偶然が無くても「事実は小説よりも奇なり」を地でいった本書は、読むものを離さない。
    OEDについて多くの記述を期待するのは筋違い。これはある奇特な篤志編集者の奇妙な伝記です。

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博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話 (ハヤカワ文庫NF)の作品紹介

41万語以上の収録語数を誇る世界最大・最高の辞書『オックスフォード英語大辞典』(OED)。この壮大な編纂事業の中心にいたのは、貧困の中、独学で言語学界の第一人者となったマレー博士。そして彼には、日々手紙で用例を送ってくる謎の協力者がいた。ある日彼を訪ねたマレーはそのあまりにも意外な正体を知る-言葉の奔流に挑み続けた二人の天才の数奇な人生とは?全米で大反響を呼んだ、ノンフィクションの真髄。

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