異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) (ハヤカワ文庫 NF 349 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
- 早川書房 (2009年5月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150503499
感想・レビュー・書評
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キリスト教世界がなかなか 0 という概念を受け付けなかった理由を読むと、宗教のばからしさをしみじみ感じます。
正直、「キリストって何様のつもりさ?」って感じ。
数学がとても苦手だって人にも安心して勧められるわかりやすい内容。
もしかすると、昔ダメだった微分なんかについてわかった気分になれるかもしれません。(^^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほとんど理解できてないんだけど、こういう本見かけると読んでしまうんだよな。
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「ゼロで割る」を読んでなんかゼロいいなあ、と思い、そういえばこれまだ読んでなかったなあ、と手にとって見た。
前半、数学的なゼロの話をしているパートは面白かったけど、物理学の話になってからは、うーん、って感じだった。 -
「ゼロすげー」ってなるんだけど、0という概念が当たり前の世界で育ってきた僕たちからすると、いまいちピンと来ない部分もあったりします。でもゼロすげー。
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ゼロの歴史背景やそれに関わる数学者達の葛藤。
初めて知ることが多くて、とても興味深かった。途中、数式が出て来るあたりで文系の私には理解するのが難しく、ぽかーんという感じになってしまった…。また挑戦したいです。 -
0=∞
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ゼロと無限大の関係。
数学に関するところまでは理解もできて楽しく読めたが、物理学の範囲に入ったところでとたんに読みづらくなって、ほとんどわからなくなってしまった。
フェルマーの定理では理解を超えて感動までできたのに。 -
ゼロに始まりゼロに終わる。ゼロの中に無限がある。
数学部分は正直理解できた気がしてないのだけど、宗教とゼロのくだりとか、物理学とゼロのあたりは興味深く読んだ。特に後者はSFの世界。
高校1~2年生頃の自分に読ませたかった。
そうしたらもう少し、数学に興味を持って取り組めたように思う。
そして改めて、数学やり直したいなぁと思った。
付録E、最高。 -
「フェルマーの最終定理」よりは幾分かロマン成分を減らした印象。数学より。
0という概念にはロマンがあるけれど、各エピソードの記述があっさりなのが残念。数学者じゃないし、数学が得意でもないので、なかなか読み進むのが難しかった。 -
ゼロの発見。おもしろくてk読み終えたけれども、ちょっと情緒的になりすぎているかなと思った。もう少し理系っぽい書き方をしてほしかったな。