- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150504137
作品紹介・あらすじ
現代人がリスクに抱く過剰な恐怖心を徹底解明。ポスト3.11の必読書。解説/佐藤健太郎
感想・レビュー・書評
-
『認知バイアス』/ブルーバックス の参考文献で見つけて読んでみました。10年も前に出版された本ですがとても興味深い内容でした。我々は日々いかに恐怖を煽られているか。煽る目的は何でどこが利益を得ているか。我々はいかにリスク回避をしようとして誤った判断をしてしまうか。読後、様々な情報の発信者の意図が少し見えるようになった気がします。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズは大著が多いが、本書もヘビー級。2週間以上かかりようよう1回目通読完。テロに関する考え方等、参考になること多々あり、リスクアセスメントの概念が少しながら理解できた。多くの参考文献があげられているのもありがたい。ある程度はイメージしやすい、現実を対象としているのでより良いのかもしれない。
-
私としてはあまりおもしろくなかった。
期待していた内容とは若干違った。 -
言葉やイメージで判断が揺らぐ人間の心理と、恐怖をあおる資本主義社会の構造を鋭く暴く
-
佐藤健太郎による解説は現代の科学技術相関的な観点を考慮していない典型的な啓蒙モデルとなっており、ゴミなので読まなくて良い。
-
原著ないし単行本ではどうかは知らないが、本のテイストの割に参考文献が少なすぎる点が致命的に良くない。ジャーナリストなので、その力が発揮出来る部分についての記述に説得力はあるが、学術的なバックをもとに論じようというのであれば体裁に不満が残る。
内容自体は知っていて損はないが、本書の中でもほのめかされている通り、これを読まなくとも、小売りや選挙に関連したマーケティングの本を読むほうがよほど実践的で面白いのではないかと思われる。 -
中身はいいけど、ひたすら羅列、内容のかぶりもややある、と読みにくかった。内容自体も行動経済学本だったのでそこまで強く求めてた本じゃないかなあ、とは。欧米の皆様も日本と同じくらい愚かなことが散見されるのだなあ、というのは学びであった。
-
この手の話は突き詰めるとメディアの問題に行き着いてしまうのか。
確かに「恐怖」はネタにもカネにもなるから致し方のないことだとは思う。
あとは大多数を構成する情報の受け手が、「腹」と「頭」のバランスを取り、冷静に物事をを判断するしかないだろう。
しかしまぁとても読みにくい本だった。
何せ章立て以外に見出しがなく、ひたすら文字が埋まっている作りは何とかならなかったものか。