大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 113人登録
  • 4.32評価
    • (11)
    • (11)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
制作 : John Toland  毎日新聞社 
  • 早川書房 (2015年6月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150504342

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スティーヴン ワ...
ウィリアム・H・...
ジェイムズ・P・...
トマ・ピケティ
有効な右矢印 無効な右矢印

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 歴史書は苦手なのであまり手出ししていなかったのだが、なかなか面白く読めた。この巻は真珠湾攻撃直前までだが、続きを読まねばならない。昭和陛下が戦争をさせまいとしておられたことや、高い城の男が着想されたであろう背景が分かった。

  • もう少し個人名がでてても良かったんじゃないかなぁ。
    一部の頭の悪い人とか、頭は良いんだけど見栄を張りたいような人とか、そんな人が政治の中枢にいると、こんなに簡単に戦争になるんだなぁという、残念感。
    しかも、あきらかに多くの人はアメリカと戦争したって勝てないと思っていたのに、なぜに戦争しようと思ったのか。
    共産主義の脅威との戦いって言っても、味方を間違っちゃねぇ。
    若い世代こそ読んだ方が良いんじゃないかな。
    次の戦争になる前に少しは考えて行動できるようになるような気がする。

  • 2・26事件から太平洋戦争開戦直前を描いた本である。
    一言でいうと「非常に良い」。

    この本を書くにあたって、著者は日本・アメリカ双方の戦争関係者約500人に取材したというだけあり、内容は非常にリアルで分かりやすい。

    誰も戦争を望まないなか、日本の指導者たちがどのような経緯をたどって開戦という決断を下すに至ったのか、一方のアメリカ側の動きはどのようなものだったか、がとても緻密に描かれている。

    この本を読んでいると、誰も抗うことのできない太平洋戦争開戦に向けた大きな時代の流れのようなものがあるのを感じた。

  • 1巻は226事件から真珠湾まで。出版が70年なので冷戦的思考の影響はあるものの、日米開戦の経緯を(アメリカ人向けに)わかりやすく、豊富な証言を元に描写している。ぐだぐだな日本の政局やしょうもない理由の積み重ねで決裂に終わる日米交渉など、残念極まりない歴史ロマン。

  • ☆☆☆☆

  • 「第三帝国の興亡」が面白かったので、「大日本帝国の興亡」があればいいのに、と思い、ふと検索してみたらずばり見つかった。うさんくさいとも思ったのだが、ピュリッツァー賞受賞作と聞いて読むことに。原題は「The Rising Sun: The Decline and Fall of the Japanese Empire」だから邦題は「第三帝国の興亡」にあやかったのはミエミエだが。

    第1巻は2.26/1.15事件に始まり、真珠湾攻撃まで。ヒトラーとナチスの意図を追っていればだいたい理解できたドイツの状況と違い、派閥争いとクーデターが入り乱れる日本の戦争に至る道はわかりにくい。ただ著者がやや日本に肩入れ(?)しているせいもあって、そのわかりにくい日本の状況を一生懸命解説しようとしている。
    アメリカの姿勢がもう少し柔軟だったら、開戦の状況はやや変わっていたかもしれない。
    ずいぶん前から日本側の暗号を解読していたアメリカは、本当に真珠湾を知らなかったのだろうか。
    昭和天皇が開戦をためらっていたのは確かだが、止めようはなかったのだろうか? 東條英機は「忠臣」だったはずなのに。

  • 二・二六事件から始まる本書は読みごたえがあります。その中でも圧巻はアメリカ国務長官コーデル・ハルと野村吉三郎との日米交渉過程が克明に語られているところです。そして作者は「相互の誤解、言葉の違い、翻訳の誤りなどといったものが、日本的な日和見主義、下剋上、非合理性、名誉心、プライド、恐怖、そしてアメリカの人種偏見、東洋に対する不信と無知、硬直化した態度、独善、面目、国家的な自負と不安などといったものによって増幅され、戦う必要のない戦争が、いままさに開始されようとしていた。」と結論付けました。こんにちの日中間の緊張は、作者の結論付けた状況に似ているのだろうか。それとも両国とも実際以上に国民に対して危機感を煽っているのだろうか。

全7件中 1 - 7件を表示

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)の作品紹介

1936年の2・26事件から1945年の敗戦まで、激動の歴史を膨大な資料とインタビューを基に描いたドキュメントの決定版。(全5巻)

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)はこんな本です

大日本帝国の興亡〔新版〕1:暁のZ作戦 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)のKindle版

ツイートする