マインドハンター──FBI連続殺人プロファイリング班 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 早川書房 (2017年9月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150505080
作品紹介・あらすじ
元・FBI行動科学課捜査官が、プロファイリング手法の成り立ちや、それらが解決に導いた凶悪事件の詳細を自らの体験をもとに語る
感想・レビュー・書評
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回想録として綴られる猟奇殺人はトラウマになりそうなほど残酷で被害者やその遺族そして加害者の狂気でさえ救われない現実として読者の心に突き刺さる。Netflixドラマにも出てくる受刑者エド・ケンパーの親に虐げられた過去と罪無き被害者への凶行をどう受け止めるべきなのか、心の病への問いかけとして読者の一人として模索する。"人生" という言葉では簡単に物語ることが出来ない深遠なる主題がここにある。
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『FBI心理分析官』のロバート・レスラー氏の同僚であったジョン・ダグラス氏による著書。レスラー氏の著書と概ね似たような構成で推移するが、何より猟奇的な殺人を犯した人物がこれだけいた、という事実にゾッとさせられる。
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"今、「クリミナルマインド」というアメリカのテレビドラマにはまっている。アマゾンのプライム会員なら今なら無料で見ることができる。
本書は、そのドラマで活躍するFBIの行動科学課を作った人が書いた、ノンフィクション。犯罪捜査におけるプロファイリングという専門分野をどのように開拓してきたのかが語られている。また、身の毛のよだつような犯罪にどのように向き合ってきたかを我々に知らせてくれる。
私の見ているテレビドラマのネタ本と言ってもいいくらい、実際に起こった事件と似たような殺人事件が多数登場する。
本書を原作としたテレビドラマは別にあるようだ。NETFLIXで「マインドハンター」という名のドラマを放映しているらしい。いつかは見てみたい。" -
ちょうどクリミナルマインド見てたら
プロファイラーの元祖の話してた\( ˆoˆ )/
面白かったので100円であれば買いたいかも -
上質な読書のラストを訳者がぶち壊すという点で画竜点睛の見本となった。
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ジョン・ダグラス&マーク・オルシェイカー『マインドハンター──FBI連続殺人プロファイリング班』ハヤカワ・ノンフィクション文庫。
10月配信開始のNETFLEXオリジナルシリーズ『マインドハンター』原作。FBIの伝説プロファイラーが凶悪犯へのインタビューや犯罪捜査の実態を克明に綴るノンフィクション。『FBIマインド・ハンター』の改題文庫化。
食傷気味になるくらい多くの凶悪犯が登場するが、凶悪犯へのインタビューと犯罪捜査の実態を描いたノンフィクションというよりも、著者のジョン・ダグラスの自伝という色合いが強い。 -
いろんな人間がいるから世界はおもしろくなる
アメリカすげぇ
フォルクスワーゲン
ブルーカラー
シャリ・フェイ・スミスの遺書
GOD is LOVE -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/768067 -
凶悪犯罪の犯人捜査のため、捜査官達は綿密な捜査に基づいてプロファイリングを駆使し、犯人を追い詰めていく。
誰しもが被害者になる可能性はあるが、加害者になるにはそこに至るまでの経緯がある。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50075455