重力波は歌う――アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち (ハヤカワ文庫 NF)

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制作 : 田沢 恭子  松井 信彦 
  • 早川書房 (2017年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150505097

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重力波は歌う――アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち (ハヤカワ文庫 NF)の感想・レビュー・書評

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  • 原題:Black Hole Blues and Other Songs from Outer Space
    著者:Janna Levin(1967-)
    訳者:田沢恭子(1970-)
    訳者:松井信彦(1962-)

    【版元】
    ISBN 9784150505097

    ノーベル物理学賞最有力候補と目される偉業の舞台裏
    物体が運動したときに生じる時空のゆがみが光速で波のように伝わる現象「重力波」。100年前にアインシュタインが存在を予言しながら、これまで観測されていなかったこの波動を、米国の研究チームがついにとらえた。ノーベル物理学賞も確実視される偉業の裏には、どんなドラマがあったのか? 天文学の新地平を切り拓く挑戦の全貌を関係者への直接取材をもとに描き出す、出色のサイエンス・ドキュメンタリー。解説/川村静児。



    【簡易目次】
    第1章 ブラックホールの衝突
    天空の“音”を記録する試み

    第2章 雑音のない音楽
    雑音のない音楽を求めて
    ナチスを逃れ、ベルリンからニューヨークへ
    シェラック盤の背景雑音はどうしたら消せるのか
    時空の「録音装置」をつくる
    恋に落ちて始めたピアノが人生を変えた
    MIT 20号棟の思い出
    一般相対論を教えながら学ぶ
    「物体間で光線を往復させて重力波を測定する」というアイデア
    1.5メートルの「プロトタイプ」干渉計
    結果を出さないリスクに耐える
    立ち消えるプロジェクト
    ドイツチームに水をあけられて

    第3章 天の恵み
    - 70年代のボヘミアン
    - ジョン・ホイーラーとの出会い
    - ホイーラーと核兵器開発
    - 核兵器の科学から出たブラックホール
    - 相対論的天体物理学の黄金時代
    - とらえどころのない”重力波”に狙いを定める
    - 重力波とは何か、本当に存在するのか?
    - ワイスとソーンの邂逅
    ソヴィエトから来た男

    第4章 カルチャーショック
    倹約を旨として
    - いつでも渦の中心にいる男
    - ヒューズ=ドレーヴァー実験で名を馳せる
    - 「スズメの涙」ほどの予算で干渉計をつくり上げる
    - 周囲を振り回す「科学界のモーツァルト」
    - 鬼のいぬ間の洗濯
    - 好条件か、居心地のよさか
    人間心理を読み違える

    第5章 ジョセフ・ウェーバー
    - 「ニアミス」に翻弄され続けた先駆者
    - われ、銀河系の中心に「音源」を発見せり
    - フリーマン・ダイソンの「重力装置」に勇気づけられる
    - 雨後の筍のようにつくられ始め「共鳴棒」
    - 否定的な結論の蓄積
    - 「偽りの信号」の烙印

    第6章 プロトタイプ
    - カルテクの〈40メートル〉に潜入
    - 〈40メートル〉は誰のものか?
    - 「干渉計」はだれのアイデアだったのか?
    - L字形をした「光の通路」

    第7章 トロイカ
    - 「重力波探し」は終わったテーマではない!
    - その道は必ずや巨大プロジェクトに通じる
    - 救世主、アイザックソン
    - 「ブルーブック」提出される
    - 7000万ドルのプロジェクト
    - MITとカルテクの合同成る
    - ドレーヴァーとワイスの間の「緊張」
    - LIGOの誕生――奇妙な「トロイカ」の結成

    第8章 山頂へ
    - パルサーが発見されるまで
    - ブラックホールが実在することの裏付けとなる
    - なぜ「暗黒」に注目するのか?
    - 成し遂げられた重力波の「間接検出」

    第9章 ウェーバーとトリンブル
    - ウェーバー、ソーンに自分語りをする
    - 「身を引け」と勧めたフリーマン・ダイソン
    - ウェーバーと連れ添った女性

    第10章 LHO
    - 黒魔術の心得
    - 世界最大のチャンバー
    - 42キログラムの透明な鏡
    - 虫の問題
    - ビームパイプを完全踏破する
    - エゴは棚上げに
    - 問題はトロイカによる管理体制にあり!?

    第11章:スカンクワークス
    学務部長を解任された人物
    ボイジャー・ミッションのリーダーの座を譲る
    問題解決に秀で、問題を起こすことに長けた人物
    ヴォートのLIGO計画書、国立科学財団を動かす
    議会承認を目指す長い闘い
    Observatoryという名称がよくない?
    政治的な駆け引き
    カルテクの実験家には寝耳に水の「LIGO始動」
    権威嫌いの「スカンクワークス方式」
    消えないナチスの影

    第12章 賭け
    - 物理学者は賭けがお好き
    - 日々高まっていった、「重力波あり」のオッズ
    - LIGO建設に見合う「確率」はどれくらいか
    - 第1世代のLIGOがカバーする領域では足りない
    - 最終的には「自然の恵み」待ち

    第13章: 藪の中
    - LIGOグループに生じた亀裂
    - 相反する証言
    - 常軌を逸した規則を課せられて
    - ドレーヴァー外し
    - 個人攻撃の犠牲者か、プロジェクトの障害か?
    - 「黙ってろ」――-財団担当者を怒鳴りつける

    第14章 LLO
    - アメリカ南部の観測所
    - 干渉計を口説く手管の持ち主
    - バス、ワニ、林業会社
    - 撃ち込まれた銃弾
    - コーナーラボへ「這い出す」
    - 第2代統括責任者、バリー・バリッシュ
    - 3億ドルの予算を得て、息吹き返したプロジェクト
    - キリスト教原理主義者との諍い
    - 1000任以上からなる国際コラボレーションへ

    第15章:フィゲロア通りの小さな洞窟
    - 〈小さな洞窟〉での一夜
    - 科学者はクライミングウォールの取ってや丸石のようなもの
    - 現場のポスドクたちによる検出時期予想
    - 基本法則との直接対話はいかにして行なわれるか
    - いかにして雑音の中から音を聴き分けるか
    - 休む間もなく回り続けるローテーション

    第16章:どちらが早いか
    - ヴォートのその後
    - ワイス、復権したドレーヴァーを案じる
    - 最初の科学運用での検出を目指して

    エピローグ
    - 2015年9月に飛び込んできた”音”
    - 「これは訓練じゃない」
    - デイヴィッド・ライツィーからの「極秘情報」
    - 背中から下りたサル
    - ブラックホールは重力波の歌をうたう

    謝辞
    LIGO科学コラボレーションおよびVIRGOコラボレーションのメンバー
    訳者あとがき
    情報源に関する注

  • 早川書房さんはカズオ・イシグロ祭状態のようですが、ノーベル物理学賞の関連書籍も出してましたねー。

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重力波は歌う――アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち (ハヤカワ文庫 NF)の作品紹介

2016年2月、「重力波直接観測」の報に世界が沸いた。立役者たちの知られざる人間ドラマを、貴重な直接インタビューを交えて描き出す

重力波は歌う――アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち (ハヤカワ文庫 NF)はこんな本です

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