そして誰もいなくなった (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-1))

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制作 : 清水 俊二 
  • 早川書房 (1976年4月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150700010

そして誰もいなくなった (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-1))の感想・レビュー・書評

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  • 忘れもしない、クリスティーとの出会いはこの本から。
    高校生の時に読んで、「誰が犯人だったのでしょうか?」の一行に「わかんない」って思わずつぶやいたのを覚えてます(笑)
    何年か後、十角館を読んで唖然としたのもいい思い出。私はクリスティーのほうが好きです。

  • とにかく大好きです。これから読む人もいるだろうと思うので、詳しく書けないのが残念。でも、犯人が誰か分からぬまま皆が疑心暗鬼になっていくという感じがすごくよかった。

  • クリスティーの作品の中で文句なしに一番好き、と言い切れます。登場人物の心理描写が見事です。結末を知っていても読み返したくなる作品。大好きです。

  • 何度目かの再読。
    今回また読み直そうと思ったのは、先日テレビで「そして誰もいなくなった」のドラマ放映を観たからだ。
    ドラマを観て、久しぶりにまた読みたいなと古い本を引っ張り出して読み返した。

    孤島に集められた10人のひとびとが、童謡に沿って順に殺されていき、最後には犯人も含めて全てのひとが死んでしまう。
    こういう有名な作品だ。

    この作品には、クリスティ作品の有名な名探偵ポアロやミス・マープルなどは登場しない。
    作品としては短めで260ページない。

    クリスティ作品には、それはちょっとないんじゃないの、と言えなくもない犯人が時々見られる。そこは評価は様々だとは思うけれど、わたしは読者の想像を裏切る奇想天外さは、ミステリー小説の醍醐味と思うので、面白く読める。

    本作も正にそういうことか、そうきたか、と言える島にいたひとは全員死んでしまう。犯人も死んだ、一体どうなってるのという作品だ。
    はじめて読んで、何の予備知識もないままにこの謎を解けるひとは、そうそういないのではないだろうか。

    リアリティというものを全面に出した作品も面白い。それはその、いかにもあり得るというところに魅力がある。
    「そして誰もいなくなった」はそういう作品の対極にある。
    これぞエンターテイメントと言える作品で、十分に愉しめ唸らせる。

    孤島に呼び出された訳ありそうなひとびと、童謡に絡めた見立て殺人、最後に明かされる真実、これらが物語全体から漂う雰囲気とあいまって、作品の魅力になっている。

    そもそもクリスティはこの作品で、読者に犯人を当てさせるつもりは微塵もなかったのだろう。文章に犯人やトリックを導くに足る情報は、殆ど無いと言えるのだから。
    どうだ、この謎は決して解けまいとほくそ笑んでいたのではないだろうか。

    久しぶりにクリスティを読むと、他の古いクリスティ作品も読みたくなってくる。まだ読んでいない作品もあるため、これからクリスティを読んでいこうと思っている。
    早速一冊本屋さんで仕入れてきた。

    先日テレビ放映されたドラマは、ほぼ原作に忠実に描かれていたのだとわかった。
    それにしても、何回か読んでいるのに犯人をスッカリ忘れてしまっているという、わたしの頭のポンコツさに苦笑する。

    渡瀬恒彦さんの遺作となった「そして誰もいなくなった」は、病を押して出演された俳優渡瀬恒彦の、意地と誇りを感じさせる鬼気迫る演技も素晴らしかった。
    渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りしつつ…。

  • いろいろ初めて、借りて読んだ。

    U・N・オーエンという人物から、インディアン島に招待された十人。
    肩書きも性別も様々だが、共通するのは、過去に殺人の嫌疑がかけられていること。
    古いインディアンの童謡の通り、一人ずつ殺されていく……。

    本格ミステリ、全然犯人がわからなかった。
    心理劇というか、人ってこわいな、極限状態では何が起こるかわからないな、と思った。
    隔離された島で起こる殺人事件、金田一みたいだと思ってしまいました。
    自分が気づかないうちに罪をおかしているかもしれない。

  • インディアン島にオーエン氏から10人の男女に招待状が届く。
    島に上陸するもオーエン氏の姿はどこにも見当たらない。晩餐会の後、10人の犯罪を読み上げる声がした。その後次々と殺され、最後には一人残らず死んでしまった。
    犯人は判事のローレンス・ウォーグレイヴ。殺人に快楽を感じると共に正義を強く信じていた老判事は、どちらの願いも叶える上に芸術的なまでに佳麗な犯罪を実行した。最後は自殺した。犯罪はウォーグレイヴが瓶詰めに入れた告白文書を漁船が広いあげ発覚した。
    現代は「TEN LITTLE NIGGERS」。10人の小さな黒ん坊たち。その後ニガーを避けてインディアンとなり、最後に現在の題名となった。

    謎と迫りくる恐怖、最後に解き明かされる真相。どれも面白い。読みやすくあっさりとした味のミステリーだった。

  • 毒殺 毒殺 毒殺 撲殺 撃殺 毒殺 (射殺) 溺殺 撲殺 射殺 自殺

  • 多分、7回目か8回目。
    にもかかわらず、毎回ドキドキできるという信じがたい作品。

  • 但し旧版。解説は、各務三郎「童謡殺人」。最後まで犯人は判らず。 042

  • 期待し過ぎたためか、肩すかしな感じ。驚きも感心もなく、引き込まれることもなかった。ただただ人が死んでいく様を読んだだけ。当時斬新だったのかもしれないが、私には面白いとは思えなかった。

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