死人の鏡 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-49 クリスティー短編集 8)

著者 : アガサ・クリスティー 小倉多加志

• 早川書房 (1979年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[argrathさんの感想 · 2019年3月7日]

ポアロものの中編が4本。どれもなかなか面白かった。ポアロものはこれくらいの長さが一番いいのかも。長編も悪くはないけど、1本1ネタ、という感じで。

[tezoookaさんの感想 · 2016年10月23日]

#赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 044

ポアロらしさが堪能できる短編集。収められているのは4作だけなので、それぞれが結構充実した内容。サタースウェイト氏との共演あり。

[kairobotさんの感想 · 2012年12月7日]

ポアロの事件簿１と同様に、トリック・謎解きは荒い。

[マタンさんの感想 · 2010年7月1日]

良くも悪くもない普通のミステリー。
ただよいのは、女史の短編は
どうしても煮え切らない展開になることが
多いのですがこの作品は例外。
煮え切らない要素一切なし。

それはたぶん収録数が少ないからかも。
4編しかないので事実上中編集ですし。
見せ掛けのものが2編あるのが
なかなか面白いです。

とくに｢厩舎街の殺人｣は
だまされることうけあい。