ねじれた家 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM1-73))

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制作 : 田村 隆一 
  • 早川書房 (1984年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150700737

ねじれた家 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM1-73))の感想・レビュー・書評

  • 一代で身上を作り上げ一族を統率していた大富豪レオニデスが変死した。一族の愛憎が錯綜する「ねじれた家」で。婚約者のソフィアの要請で家庭内に入り込んだ警視副総監の息子チャールズが事件の真相に迫る・・・。
    アガサ・クリスティーの魅力全開の推理小説です。一見優雅な大家族の館。マザー・グースの唄の調べ。事件を通じてのヒロインとの恋愛葛藤。個性描写豊かな容疑者たち。そして、重たい雰囲気の中で発生する連続殺人。
    あまりにもクリスティー節が大炸裂しているため(笑)、第2の事件の被害者が登場と同時にすぐにわかってしまったのと、物語の出だしで考えていた犯人は外してしまいましたが(笑)、第2の事件発生直後に真犯人がわかってしまい、ぞくぞくするような事件の出だしの反面、王道をゆく安心感があった作品でした。自分はさらに深読みしてしまい、第4の事件と第2の事件はもっと連関させても良かったのではないかと・・・。(笑)
    クリスティー作品の魅力のひとつに登場人物の個性描写が挙げられますが、今回もひとりひとりの人物像を丁寧に創りあげていて良かったです。エンディングのプロセス(特に事件解決後)はもう少し丁寧に描かれても良かった気がします。
    ひさびさに読んだクリスティーでしたが、また少しハマる予感が・・・。(笑)

  • #赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 002

  • マザーグースが題材だったから読んだ本。あの狂った感じを取り入れた内容が、期待通りの物悲しさだった。レミングの行方、アン・ファン・テリブル。

  • ポアロもミスマープルも登場しない一作、読み始めからぐいぐいと。

  • 誰でも犯人になりえそうな事件ですが
    たぶん勘の鋭い人には
    この事件が特殊であるということは
    周辺環境でわかってくるはず。

    ただ1箇所、絞った人間を別の方向に
    向けさせるわながあります。
    ひっかからないように。

    この作品の犯人は
    本当に悲劇としか言いようがないでしょう。
    ねじれた家を象徴するような
    悲しい犯人でした。

  • クリスティでいちばんよかった。

  • アガサ・クリスティーの本の中で、「そして誰もいなくなった」の次に好きな作品です。
    読んでいる最中に、もしや犯人は・・・と、なんとなくわかってしまったのですが、犯人が誰、という次元ではなく物語のおどろおどろしさにひきつけられます。
    生きている時代も国も違う私が読んでここまでのめりこめるとは、ミステリの女王は伊達じゃないですね。

  • 奇妙にねじれた家に住む一家の主が毒殺された。殺された主は大富豪で、遺産は妻や子、孫に配分される予定だったが、肝心の遺言書が行方不明になっていた。

  • ある意味私には盲点をつかれたような結末。アクロイド殺しといいこれといい、だからクリスティーにハマったんだなあ。

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