恐怖の研究 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-10)

  • 早川書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150701109

感想・レビュー・書評

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  • ホームズが切り裂きジャックと対峙した「語られざる事件」の記録を、数十年後のエラリイが入手して...。ホームズとエラリイに時代差があることを活かしたストーリー。

    ディオゲネスクラブやベイカーストリートイレギュラーズなどもりもり出てきて、楽しんで書いたんだろうなーと。正典と史実を妥当な感じで組み合わせていて、かつクイーンらしいひねりが効いたラストになっていて満足。

  • ミステリ。作中作。
    エラリイのもとに、ホームズと切り裂きジャックの事件を書いた未発表原稿が届けられる、という設定。
    個人的な作者に対する印象とは違い、気楽に読めるエンタメ作品という感じ。
    エラリイの情報屋のパートは、もはやコメディ。
    結末はアッサリ。
    コナン・ドイルの作風をしっかりと覚えていないけど、ホームズとワトスンの描写に全く違和感がないのは好印象。

  • 久しぶりにエラリークイーンを読んだ。久しぶりと言ってもいつ依頼だ?中学生とかかも。
    これはちょっと変わった話だった。

  • ホームズが切り裂きジャックと対決する話をクイーンが読む、という形式。
    それっぽい感じはあるけど、やっぱり血の気多め、って感じはするなあ。
    短いのでさらっと読める。

  • 蔵書整理中。 栗本薫の最後の伊集院本の中に出てきて、確か持ってたはずと本棚あさったら出てきた。 クライマックスまでの巧みな構成と読ませる力には圧倒されたが、結末があっさりしすぎてて少し拍子抜け。。。

  • エラリィ・クイーンは初読みです。
    最初は読みにくかったけど途中からなんなく読めました。
    切り裂きジャックとホームズの話。
    その未発表原稿がエラリィに送られたという設定。

  • 訳が読みにくく、あまり考えること無く読みきってしまった。
    ミステリ要素どこだったんだろう、という感じでした。

  • ホームズもエラリイも超ひさしぶり。
    なかなかいい出来だと思う。

  • 切り裂きジャックVSホームズの記録がエラリイの元に届けられた、という始まり。

    エラリイと記録が交互に書かれていて、「リズムが悪い」
    などと言うレビューもちらほら。

    初めのうちは気になるけど、後半は気にならなくなってくる。

    クイーン警視の扱いがテキトーすぎてちょっと可愛そう(笑)

  • 1966年発表
    原題:A Study in Terror

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