- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150713591
感想・レビュー・書評
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フレッド・フィッチは詐欺師に騙されてばかりいる不運な男。そんな彼に、顔も知らない叔父の遺産がころがり込んできた。だが叔父は詐欺の名人で、誰かに殺されたことがわかった。やがて怪しげな人々が現われ、彼は命まで狙われるはめに、このとんでもない事態をいったいどうるのか。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞した酒落た笑いのミステリ。
原題:God save the mark
(1967年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
詐欺に遭ってばかりいる不運なフレッドは、顔も知らない叔父さんから莫大な遺産を相続する。しかし叔父は有名な詐欺師で、このほど殺されたのだという。フレッドの周りには怪しげな人々が現れて…。詐欺のカモであるフレッドを中心に、目まぐるしく話は進む。手放しで楽しめるドタバタはウエストレイクの真骨頂にして代表作。ありえない設定で心底楽しめちゃうエンタメの傑作にしてMWA最優秀長編賞作品。
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ウェストレイクは面白いけど、これはちょっと種明かしの部分で理解できなかった分、ちょっと不満が残ったかな。
蓮っ葉な女となんとなくうまくやっていきそうな結末は、なかなかいい。 -
ウェストレイク好きなんだけれども、この作品は、ドタバタぶりがやや鼻についた。
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ふつう。
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読了! 面白かったー。感想は後日。
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三歩歩けば詐欺事件にぶち当たる、カモられ男に転がり込んだ叔父からの多額の遺産。
今度こそは騙されまいと疑心暗鬼の男を取り巻く人、人、人。命まで狙われる羽目に陥ったとことん不幸な男の運命や如何に…?
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞のお笑いミステリ。…そこそこ可笑しい、という感じですけどね。お笑いとしては。