猫は手がかりを読む (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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制作 : 羽田 詩津子 
  • 早川書房 (1988年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150772024

猫は手がかりを読む (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 猫ミスの代表、ココ&ヤムヤムシリーズです。記念すべき第一作のこの作品では、ココとクィラランの出会いから。もうこの頃からココの優位っぷり、クィラランの振り回されっぷりが楽しめます。部屋の家具や食事の描写も興味深いですね〜。これからヤムヤムが出てきて、クィラランが記者を引退して作家になって・・・と話が続いていくわけですが、段々作品が面白くなっていってるシリーズだと思います。何気ない伏線や、事件の内容や、猫たちのいたずらや・・・。作品の発表の順番と、邦訳される順番が違っちゃってるのが悲しい。シリーズの調査報告本「シャム猫ココの調査報告」で調べながら読むべき?

  • 三毛猫ホームズシリーズに良く似た海外推理小説のシリーズ1作目(邦訳だと2作目にあたる)。
    シャム猫、ココの知的な立ち振る舞いと、猫らしさに癒されます。
    事件やトリック自体は物珍しいものではないけれど、様々な人間模様が描かれるのは読み応えがあります。
    主人公、クィラランの新聞記者としての働き振りにも注目。

  • 犬や猫を扱った小説はないかと探して見つけた作品。
    こちらのシャム猫ココシリーズは、30程既刊されている。本書はそのシリーズ第一作。
    新聞記者である主人公ジム・クィラランとココとの出会いが描かれている。

    279ページの作品で、110ページ辺りまで事件が起きない。
    そろそろ何かないと困るのではと読者であるわたしが焦る中、ようやく事件が起きる。
    主人公とココの出会いがあることがわかっていて、ココの飼い主が別にいることから考えて、現在のココの飼い主が被害者か加害者のどちらかということに予想がついてしまう。
    果たして犯人は。
    この犯人がまた無理矢理というかとってつけたというか、説得力に欠けるような人物。

    結論、推理ものとしては物足りない。

    それに加え、主人公ジムがそれ程魅力があると思えない。
    魅力のない主人公のシリーズは、先を読もうと思わせない。

    猫のココの描写は物凄く愛らしい。
    このシリーズはきっと推理を楽しむものではなく、お利口猫ちゃん物語として楽しむものだと感じた。
    わたしの前愛猫もシャム猫だったために、ココに彼を重ねて読んだ。
    猫ちゃん物語としての出来は十分と思う。

    表紙のココの絵も可愛らしい。
    わたしの愛猫も青い瞳だったけれど、もっとぽっちゃりしてタヌキっぽかったかな。

    次を読むとしても暫くあとで。

  • 新任の新聞記者クィラランは畑違いの美術担当にまわされ、新進画家や批評家を取材してまわったのだが、耳に入ってくるのは、よからぬ噂話ばかり。そんな時、女流画家を妻に持つ町の画商がオフィスで刺殺される。 シャム猫ココ・シリーズの処女作。

    軽いタッチで読みやすい。 2時間もののサスペンスを見ているような、少しづつ謎を紐解いて行くといった感じで、大掛かりなトリックなどはないが、個性豊かなキャラばかりで、読んでいてあきない。

  • 某ミステリーの本で紹介されてたから読みたかった本。
    謎解きよりも猫の描写にときめく本でした。
    「そうそう猫ってそういうことするよね!そうそうそんな感じ!」っていう行動を綺麗に描き表しています。

    でもミステリーなんですけど、なんか、トリックがあんまりスッキリしなかったような。フェイクが多すぎて結局そうなるのかよ!みたいな…私があまり理解してなかっただけか。外国のミステリは全然読んだことないからこんなものなのかな?なんて。
    シリーズものらしいので別のもの読んでみたらまた印象がかわるかもしれないのでいつか読みたい。

  • こっちが正真正銘の第一作目。猫をタイトルに持ってきてる割には思ったよりもそれ程猫が前面に出ているわけでもないのだけどその分人間が魅力的なのでこの辺で調和が取れているのかもしれない。

  • 猫大好き。うちにも猫がいます。でも、動物を人間のようにしゃべらせるお話はあまり好きではなく、これもそういう類の本なのかなあと思って読んでみたら、全然そういうことはなく、とても面白かった。
    続きを読んでみたい。

  •  ミステリだ! 推理だ! 密室だ! というのではなくて「作者さんはほんとに猫がすきなんだな」とほほえましくなる。
     シャム猫のココを愛でているような気持ちになりました。

  • 坂木司さんの『先生と僕』で課題図書として僕に渡された一冊。

    海外ミステリーはただでさえ登場人物の名前が長くて覚えられないのに主要人物の美術評論家の名前がジョージ・ボニフィールド・マウントクレメンズ!長い!

    マウントクレメンズが記事を書いている新聞社の美術欄担当になったクィラランが町の芸術家たちの殺人事件に巻き込まれる。ホームズ役はマウントクレメンズの飼い猫で人の言葉を理解し新聞を読むカウ・コウ・クン愛称ココ。

    ココはとても魅力的で可愛いのですが、読みづらかった。

  • シャム猫ココ・シリーズ第1弾。
    284ページ中、殺人事件が起こるのが116ページ。
    最初の殺人事件が起きてから、ようやくテンポアップ。
    記者同士や、取材で知り合った芸術家から話を聞いて
    クィラランが犯人を推理するといったところか・・・
    ココは偶然なのか当然なのか手がかりを教えるのだが
    肝心のクィラランの推理が迷推理だったりするので、
    なかなか真相に辿り着かない。
    しかも最後がいただけない。
    猫好きな人には面白いのかも・・・
    ココのツンデレっぷりに、クィラランが下僕になったり、
    拗ねたりしてるのが笑える。

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