猫はスイッチを入れる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 119
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150772048

感想・レビュー・書評

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  • 猫はスイッチを入れる (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 「シャム猫ココシリーズ」三作目(邦訳としては四作目)。初期の四作品を読むと、毎回ヒロインが変ったりするあたりなんとなく寅さんっぽいなあと。そういう意味でも看板になっているネコよりも一癖も二癖もある人間の登場人物がこの作品の魅力なんだなあと実感する。四作目の『猫は殺しをかぎつける』の主要人物が登場していたりして邦訳の順序がごちゃごちゃになっている分余計な楽しみがあった。

  • シャム猫ココシリーズ。
    文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。

    主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。
    猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。

    デーリーフラクションに勤める新聞記者クィラランと、シャム猫ココの物語。

    ジャンクタウンでの殺人事件の数々。コブ夫人を始めとするアンティーク ショップの経営者たち。
    テープレコーダのスイッチを入れたココ。
    誰が犯人だか、最後までわからないかもしれません。


  • ネコちゃんからヒントを知らず知らずの間に貰い、
    謎を解いていくミステリー小説の一冊です。

    私は、結局最後まで犯人がわかりませんでした((苦笑

  • 持ってる

  • シャム猫ココシリーズ第三作目ココは、ずいぶん賢くなって人間以上に気が利いている。

  • だんだんパターン化されてきてるけど、ココとヤムヤムという2匹のシャム猫とその飼い主(になってしまった?)クィルのお話ですね。新聞記者のクィルが担当する連載のテーマが替わる度に事件に遭遇する感じ。そして、事件の度に違う女性と仲良くなっているような(笑)。【2006年6月 中旬読了】

  • 賞をとれるような面白い特集記事はないものか―思いついたのは、麻薬中毒者たちがたむろする街ジャンクタウンの取材だった。行ってみると、何の勘ちがいか、この街はアンティーク・ショップの通りで、クィラランはもともと骨董品が大の苦手。しかし、ほかにあてもなく、とりあえずオークションを取材してみることにした。

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