- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150772222
感想・レビュー・書評
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猫は流れ星を見る (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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ポリーはもう戻ってこないかのような前回の最後だったけど
普通に戻ってきた?
いやこの先なんかあまりしっくり纏まらないような
そんな気配じゃないですか?
それにしてもラストのその振りは一体?
いくらなんでも……というか猫好きとしては
猫以外の生物ではありえないんでわ? -
シャム猫ココのシリーズ、たぶん22作め。毎年一作が上梓されているというこのシリーズ、翻訳もせっせとしてもらっているようで、コンプリートしようと思えばたっぷり楽しめそう。(#^.^#)遺産をもらって“北”に越してきたクィララン。すっかり町に馴染み、紳士的な性格・容貌でいたるところで人気者なのが嬉しい。また、大金持ちとはいえ、以前の新聞記者時代の血が騒ぎ、地元新聞にコラム欄を持っている。その地に根付いたエピソードを臨機応変に取材して、またそこで友だちができていくのも面白くてね。今回は、夏の休暇をすごそうと湖畔地帯の別荘へ。そこには以前からUFO飛来の言い伝えがあり、かなりの地元民たちは信じきっている。クィラランや親友のアーチには、全くもって理解できない感覚だが、ぎりぎりのところで大人的に対応している。例によって事件が起こり、その解決のヒントにココが活躍するのだが・・・。ネタばれです。終盤、UFOがクィラランの別荘の近くに!!しかも乗っていたのは、宇宙人ならぬ宇宙猫??? ココが彼らの仲間らしい、というサプライズまで用意してくれて、クィラランは、これまでのココの予知能力の理由を知る・・・???? 夢かうつつか、といった調子で書いてあるので、ちょっとしたお遊びとも受け取れるのだが、案外、これが真実かも、なんて思わせられるところがあり、素直に楽しんだほうがお徳(#^.^#)かな。
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クィルとシャム猫ココとヤムヤムシリーズ第21弾。実際には第18弾の「鳥と歌う」の次の話(間に2冊出ているのは、もっと前に出版されていたのに翻訳されていなかった分)。ムースヴィル(というかピカックス)では前々からUFO目撃の話が多くされていたが、クィルとアーチは全く信じていなかった。しかし、クィルはある体験をして、それを信じなくてはならない状況に陥る。このシリーズは犯罪が起こっても、どうして起こったか、とかそういう事件解決ではなく、誰が犯人か、までしか解明しないので、本格派の推理ファンには物足りないかも。しかし、惰性でここまで読んでしまったので、シリーズの残りも全部読まないと気がすまなくなってきた。【2007年3月2日読了】