- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150772314
作品紹介・あらすじ
古書店からたくさんの本を引き取って大喜びのクィララン。一方のシャム猫ココは、本が詰まったダンボール箱に異常な興奮ぶりを示す。ココの行動は何を示しているのか?クィラランはそれとなく調査を始めるが、ほどなくしてココがおなじみの「死の咆哮」を発した。まもなく女性が蜂に刺されて死亡するいたましい事件が起こってしまう。さらにクィラランの恋人のポリーの身になんと…シリーズの大転機を迎える注目作。
感想・レビュー・書評
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猫はひげを自慢する (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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このシリーズも長いよ。コレを読んでからはシャム猫をみるとココって名前なんじゃないかと思ってしまう。
しかし急にこの展開ってどうなの?そんなにあっさりと捨てられるとこっちがショックだ。 -
とうとうミスター・Qが私的にはお似合いかもしれないけど好きなタイプではないあの女性と別れた!ばんざーいな気持ち。まあ彼が振られたんだが彼女のブーツィーへの接し方がどうも虫唾が走る感じで好きになれなかった。今度はもう少し頭の固くない女性がいいと思うなあ。余計なお世話だろうけど。
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シャムネコ・ココシリーズ29作目。
19年に渡り続く長寿シリーズなのだけど、もう内容はミステリじゃなくて普通の田舎小説だよなぁ。
ちょっと不思議な猫を飼っている初老で金持ちなコラムニストの日常記。
今回も事件は起こるけど話には全く関わらず、犯人も捕まらず、それについての追求もなし。
多分次刊以降でさらりと片をつけるんだろうけど、だったらそこまで書いたものを1冊としてまとめて出版してほしいよ。1冊200ページで600円ってなにそれ…。
活字も大きいし、ぼったくられてる気分。
これを読み続けているのはもう惰性以外の何モノでもないよな。 -
もう、ずーっと安定していたクィラランの周辺が、ここへ来てこんな急展開!?に、びっくり。マンネリっぽかったけど、それもこのシリーズの味だと思ってたので、この展開は予想してなかった。残念な部分も多々あるけど、これからが今までと違って来そうで期待も大。ミステリとしては、いつもの感じだけどね。
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ミステリ的に満足できなかった。
飽きた設定を唐突に排除してしまう作者の悪い癖が出たようだ。