- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151000591
感想・レビュー・書評
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よくもこんなにというぐらい、ミステリー本の題名とミステリー作家の名前がたくさん登場する。合間にミステリー物語が進んでいくのだが、ミステリー好きは「タイトルと作家」を知っているかどうかに気を取られ、物語のすじがどこかへ行ってしまいそう。
数々出てくる英米ミステリーのうちの、わたしの知っているのは20%くらい。アガサ・クリスティー、ドロシー・L・セイヤーズ、パトリッシア・ハイスミス、コナン・ドイル、ダフネ・デュ・モーリア、ジェイムズ・M・ケイン、ウイルキー・コリンズ、ロス・マクドナルドなど、この本に知ってて出てこない作家・作品も多々あるし、こうやってあげつらうのが好きな人は放っときましよう(笑)
複雑なストーリー展開ではないし、そんなことで稼いでいる作品だ、という感想でOKです
発行年数は1990年、翻訳は1993年と古い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魅力ある登場人物。ストーリー自体は平凡なものだけれどそこに頭を突っ込むミステリー本専門店のオーナーと周りの人たちの活き活きした活動がまるで映画を見たような読後感
をあたえる。
シリーズなら他のもみたいと思わせる軽い中毒系。
ミステリー専門チャンネルがケーブルテレビなどにあるのを知っていたが、書店まであるとは。若い頃はあまりこの手の本に面白みを感じなかったが最近アラシックスになっておもしろくなってきた。
今読んでいるのは実家の亡き母が残した本の類。
ミステリを楽しめる年齢にはなっていたということだろう。 -
2017年2月12日紹介されました!
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アニー&マックスシリーズ4