目は嘘をつく (ミステリアス・プレス文庫)

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制作 : Jane Stanton Hitchcock  猪俣 美江子 
  • ミステリアスプレス (1994年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151000768

目は嘘をつく (ミステリアス・プレス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主人公は騙し絵画家。
    彼女は、15年前に娘を刺殺された大富豪の未亡人に、かつて娘のために建てた舞踏室に騙し絵の壁画を描く事を依頼される。

    主人公は、何ヵ月もかけて今にもパーティーが始まりそうな光景を描いていくのだが、何故この仕事に自分が選ばれたのか疑問を抱き、未亡人の娘を殺した犯人を探り始める。

    “私はまたもや、ミセス・グリフィンは何か手の込んだゲームをしかけているのかしらと考えはじめていた”・・・
    未亡人との、常に腹の探り合いの様な会話、人の出入りのないひっそりとした屋敷、何を考えているかわからない執事。
    尾行されたり壁に監視穴の様なものを見付けたり、屋敷の中を探検して風呂に入ってみたり、犯人と疑わしき人物と接触したり、、派手さはないがスリルのある、ゾクゾクする様なシーンがところどころ出てきて、非常に面白い。

    そして、主人公の騙し絵画家という職業と彼女の創作のためか、何か全体的に幻想的な、謎めいた雰囲気に満ちた作品。
    犯人捜しより、その独特な雰囲気がかなり印象的な小説。

    最後の最後でゾクゾク感はMAXに!!

  •  騙し絵画家のハイミスのところに、富豪の未亡人から仕事の依頼がくる。仕事を引き受けた彼女は、15年前の未亡人の娘の殺人事件に巻き込まれていく…。面白かったです。主人公を取り巻く環境や人物がすごく魅力的だ。とんでもない未亡人も、それはそれで魅力的なのだ。一応(?)心理サスペンスというテカゴリーなのだが、最後の3ページほどは本当にぞっとしたよ。
     主人公が昔の恋人に突然出くわしそうになって、こんなみすぼらしい格好の時じゃなくて完璧な時に会いたい、と願う所なんてすごく共感できた。

  • 歳をとっていく人間の心理や孤独についての表現が
    とっても気に入りました。
    それに、ストーリーも次々と展開していくので目が話せない。
    面白かった。

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